五感教育研究所-s

五感教育研究所-3

五感教育研究所-1

実際に火事場の馬鹿力というのは存在しており、誰しも持っている力(能力)でもあります。但し、これらは個人差や体験的な記憶なども関係している。
例えば、火事や地震などの災害で家族や自分の身に迫る危機回避として、この火事場の力が働くことがある。
普段、私たちの体は筋肉などの運動や物を持ち上げたりするときには、脳の運動野で脳がコントロールしているのです。80%程度の力、能力しか出していないのです。常に100%の力、能力を出して物を持ち上げたりすると人の人体に悪影響が出るのです。100%の力で物を持ち上げたりしていると、筋肉繊維を痛めたり、骨が折れたりと人体が壊れてしまうのである。
だから、普段いくら頑張っても80%程度の力しか出せないように脳がコントロールしているのである。但し、先ほどのように自分や家族などに危機が迫ると、この脳のコートロールの鏨が外れたように100%の力を発揮できるので、体重の軽い、小柄な女性が倒れた箪笥を持ち上げたりすることが可能になるのです。この脳のコントロールの鏨を外すのは、脳内のアドレナリンの異常分泌なのです。アドレナリンは「興奮状態時に分泌される脳内物質」です。
また、火事場の馬鹿力をスポーツ界に応用したものがあります。これらはパワーを必要とする競技、砲丸投げ、槍投げ、ハンマー投げなどである。多くの選手が大声で気合を入れて投げているのは、この火事場の馬鹿力を応用しているのです。これらの方法を「シャウトの法則」といいますが、オリンピックなどの競技では100%の力、能力を発揮しないと勝てないので、このように100%の力を出せるように訓練しているのです。
例えば、私にも経験あるが駅のホームから若い女性が線路に落ちて意識を無くし、何分後かには電車が駅に入ってくる。これらの状態時に夢中になり線路からホームへ女性を私一人で持ち上げ、ホームに担ぎ上げたのである。
普段ならこのような力は体型の大きな人、相撲やプロレスラーでない限り、簡単に持ち上がらない。線路からホームは意外と高く、50kg前後の女性でも意識を無くしていると重いことに気が付くだろう。
人を助けたい、日本テレビの番組でも紹介する。崖に頭を打ち、意識を無くした彼(体重70kg以上)の男性を体重が50kg少しの小柄な女性がなんと、彼を背負い、ロープ一本で1時間もかけて降りたのである。
これこそが「愛の力」と言われるが、人間には潜在的な能力が誰にも備わっているのです。例えば、仕事でも勉強でも必死になれば発揮できるのです。この潜在的能力こそ、自分でも予想できない能力なのです。
人を思いやる心や労わる心、助けてあげたい、守ってあげたいと考えるのは実は脳なのだが、愛の力でもある。
現在のように、男女においてこの能力、愛の力が希薄であり、人を思いやる。労わる能力が欠如している。
つまりは、自己の潜在的能力も低下している証拠でもある。
貴方なら、大切な人をこのように助け出し、いざという時に火事場の馬鹿力を発揮し、愛する人、家族を救い出せるだろうか。 私は何度か経験しているから「YES」である。
私共は、人の五感研究から「愛の力で皆様の健康や五感の重要性を提唱し、紹介して参ります」。