五感教育研究所-s

五感教育研究所-3
以前にも加齢臭、オヤジ臭について説明したことがあるが、今回はオヤジ臭の現状を説明したいと思う。
実は「オヤジは臭くない」ことが分かっている。若い女性からするとオヤジ臭の代表と言えば、タバコの臭い、ポマードの臭いなどのイメージであった。
1月16日(土)日本テレビの「所さんの目がテン」でオヤジについて、駄洒落やオヤジ臭について科学的に説明していた。番組の中でオヤジ臭についての実験を行った。内容は20歳代の男女と40歳代の男女に3日間Tシャツを着てもらい、どのTシャツが臭く感じるか、街角で実験を行ったのである。
なんと20歳代のTシャツが一番臭く感じ、次に20歳代の女性が多く、逆に40歳代の男性は臭くなかったのである。
これらは、20歳代の若者は新陳代謝率も高く、汗をよく流すからでもある。酸っぱく汗臭い臭い、これらは汗によって雑菌などが繁殖するからである。
今度は、年齢を発表して臭いTシャツはどれですかと質問したら、20歳代の男性と同じくらい40歳代の男性が臭いと感じるようになったのである。
これは「イメージ臭」という、オヤジは臭いと思うというイメージなのである。人の嗅覚や味覚は、そのときの感情や環境によっても変化し、感じ方が違うのである。
オヤジはタバコ臭い、整髪料のポマードの臭いがするという以前からの古臭いイメージでオヤジ臭いといわれ続けてきたのである。
ところが中年男性の皆さんご安心下さい。実はオヤジは臭くなかったのです。
但し、二日酔いや内臓から来る。戻り臭という独特の臭い匂いがする。
これらの場合は内臓系の病気の疑いもありますので注意して下さい。
よく加齢臭といわれる中高年になると増加する。加齢臭の原因となっている物質にノネナールというものがある、加齢とともに増加しノネナール発生の原因となる物質は、9-ヘキサデセン酸である。これは、脂肪酸蝋燭(ろうそく)、チーズ、古本のような臭いがする。喫煙者の場合、非喫煙者に比べて悪臭が強くなる傾向がある。
但し、これら加齢臭にも個人差があります。私のように50才を超えていても体臭の弱い人、毎日のようにシャワーを浴びて常に身体をまめに洗っている人と脂ぎっている体質の人では体臭も加齢臭にも違いが出るのです。
また、オヤジは朝が早起きであるという実験も番組内で行われていた。やはり20歳代の男性3人と、40歳代の男性3人に徹夜してもらい、翌日は何時までも良いから眠って貰うという内容で、朝の起きる時間を計ったら、40歳代の男性二人は7時台に起き、逆に20歳代は皆12時過ぎまで眠っていたのである。私は週末は8時間以上眠れるが、平均してオヤジは早起きと言われるのは、脳の体内時計の松果体の松果腺から「メラトニン」の分泌は若い人ほど活発に分泌され、何時間でも眠れるのである。逆に中高年以降になると減少してくるので睡眠が浅く、日が昇るころには、幾ら徹夜しても目覚めが早いということになるのです。
番組内ではオヤジギャグについても脳科学で解明している。男性が3人でお酒を飲んで会話してもあまり冗談やギャグは出ないが、そこに若い女性や若者が参加すると、今度はオヤジギャグが連発するのである。これらは若者にオヤジが話しを合わせる。若者の話題について行けないので、その場を面白くするためにオヤジギャグを連発することになるのです。これらオヤジギャグを若者は冷ややかに受け止め、愛想笑いで実は交わしているのである。
ギャグなどのボキャブラリーは女性よりも男性が得意なのである。実はオヤジより若者の方が得意なのは、脳の働きに関係している。左脳の側頭葉のブローカ言語野というところが活発に働いているのだが、ではなぜ若者たちはギャグを言わないかというと「羞恥心」が我々中年よりも強いからと予想されるのである。
我々オヤジ世代は、父親世代はイメージだけで虐げられてきたが、若者よ何れ貴方たちもオヤジ、オバサンと言われ虐げられのである。
でも、私から言わせるとオヤジも捨てたものではない、格好よく素敵なおじ様もいるというこどてある。芸能人でも、郷ひろみや40歳代のカッコよい俳優も多いのである。私はこれら若い女性には現在、若い男性より、私たちのようなオヤジがモテている。
2010年オヤジが変わった。日本のオヤジも捨てたものでないことを私から提言いたします。そして私と同世代の人たちにエールを送る意味で今回のブログで紹介致しました。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、