弊社がお手伝いをさせていただいる、「オーガニックコットンショップ CASOLEA」 が1周年を迎えました。


そして1周年の記念イベントとして、CASOLEAオーナーの鯨井氏とオーガニックコットンをフェアートレードで開発、生産、輸入、販売されている「フェアトレードカンパニー」 の胤森氏とのお二人によるトークイベントが今日ありました。



トークショー



鯨井氏の方からは、1周年らしく「CASOLEA」を立ち上げた意味や1年間営業した中でのお客様の動向などのお話がありました。

スタートした時からお話をされていましたが、コットンの栽培における人間や地球へのインパクトが予想をはるかに超えて悪いことに対して驚き、オーガニックへのシフトの必要性を感じ取られたのが店舗出店の大きな一つの理由であるということでした。


また胤森氏からはフェアトレードの活動についてご説明がありました。

生産者にとって一番重要なのは、一回限りの発注ではなく、長期にわたる息の長いパートナーシップを組めるかどうかということでした。オーガニックコットンを栽培するには3年間農薬などの化学系のものを使わない土壌で栽培することが条件になるのですが、この期間以上の買取をコミットされないとオーガニックコットンの栽培が出来ないということになります。


フェアトレードカンパニーさんは10数年この活動をやってこられ、生産者にコミットしながらここまでの規模にされました。

こういう企業がもっと世の中で評価されていくことが重要な時代になっているような気がしています。


ソーシャルアントレプレナーやソーシャルベンチャーが最近注目を集めていますが、まさにこの2社はその先駆けであるといえます。


弊社もこの2社のように、ソーシャルマーケティング企業として社会に貢献できる企業として発展させていきたいと今日また新たに思った次第です。