来たる9.27は中共との国交樹立から50年が経つ。この50年間で我々日本人はただひたすらに大損ばかり押しつけられてきた。中共の粗暴たる振る舞いにより、日本国民のみならず国際社会の怒りは頂点に達しつつある。

 

日中国交正常化50周年記念慶典開催予定

 この日、「日中国交正常化50周年記念慶典」が開催される予定だ。組織委員会メンバーには第91代総理福田康夫と自民党の元幹事長二階俊博が顧問に名を連ねており、まさに親中派の大名行列と言ったところ。また「要請中」とはされており、参加が確定していないが中共側には元国務院副総理や同じく国務院委員が名を連ねる。

 

狂気的暴虐政府との友好は不可能

 中共は国家として「中華人民共和国」が成立してから、無茶な政策を断行した結果多くの人民を餓死させたり、民主化を求める学生・労働者の集会に軍を投入し虐殺を行ってきた。近年になってから(組織委の目には映っていない様だが)外交報道官が挑発的・威圧的暴言を吐き中共の動きに反発する「戦狼外交」が展開されている。無論日本もこの戦狼外交の餌食とされているのに一切するべき謝罪もせずにこの記念慶典を開こうというのだからあり得ないという他ない。

 国内の領土も狙われている。尖閣諸島は依然中国海警の船により領海周辺を侵犯されている。中には武器を搭載した巡視船も尖閣周辺に来るので現地の漁師は安心して漁を行う事が出来ない。

 

今こそ「暴支膺懲」を

 暴支膺懲という言葉がある。

暴戻支那膺懲ス」の短縮形で、「横暴(=暴戻)な中国(=支那)を懲らしめよ」を意味する標語である。(出典:Wikipedia)

 現代において強権的政治を強行し、国内外に多大なる弊害をもたらしている中共に対し、断固たる抵抗を示さなければならない。ナンシー・ペロシが台湾を訪問した際に、中共はミサイルを発射し、我が国のEEZ内に落下させたという事態にまで発展しているのだ。このような振る舞いを「暴支」と呼ばずしてなんと呼ぶ。

 記念慶典が中止に追い込まれることを願ってやまない。

(髙田輝)