安倍晋三元総理大臣が山上徹也容疑者に銃撃され、死去した事件を巡っては、各界に衝撃を与えた。

 山上容疑者は「安倍氏と統一教会(=世界平和統一家庭連合)が関係があると思って殺害した。」と供述しているとのことだ。

 山上容疑者の母は統一教会の信者で、莫大な献金を行い、不動産を売り払い、結果として破産した。

 

 統一教会の信者で、自己破産する事例は少なくない。なぜなら教会の商売のやり口がそもそも異常なのだ。

 壺や印鑑を高額で購入させる「霊感商法」や文鮮明の言葉を収録した本を3000万円で売る・・・・・・。圧倒的に文鮮明らの私利私欲の為の教団であり、キリスト教本来の目的を為し得ていないのが統一教会だ。

 

 さて、このような「異常な商売」は、統一教会に限られた話ではない。宗教は違えども、高額でモノを買わせる教団などいくらでも出てくるのだ。

 

 その結果として家庭が崩壊し、人それぞれの健全であった人格が崩壊するのである。まさにカルトが生む悲劇と言うほか全くない。

 

 我々が急務とすべきは、恐らくカルト宗教を一律で、断固たる態度でもってして排撃する事という他ないのである。

 

 カルト教団の放置が何を生むか?

 他でもない悲劇でしかないのである。

(髙田輝)