去る三月二十日は一九九五年の同日に地下鉄サリン事件が発生した日である。この事件の風化は、世代が変わっていく現代において最たる課題であり、我々はこれからを担う若い世代へこの恐ろしい虐殺事件を語り継いでいかなければならない。それこそ、オウム真理教による事件における我々国民の最たる義務だと考える。(髙田輝)

 

 同日、戦線社は足立区入谷に赴き、「地下鉄サリン事件を忘れない三月二十日街宣」を決行した。参加したのは弊社代表の髙田輝と弊社会計兼本部長の近藤懐志の二名。以前デモ行進で使用した横断幕・社旗・「邪教追放」のぼり旗を展開し、アレフに対して抗議の声をあげる行動を開催した。

 代表の髙田輝はアレフ施設内では未だ麻原彰晃が崇拝の対象とされていたことや、教団内部での異常な修行方法が行われていたことに対し、「実態は女性信者を侍らせていた。目標のためなら子供にまで手をかける連中が救済とはふざけるな」と痛烈に批判した。演説途中に信者と思われる人物が窓からこちらをのぞき見していたのに気づき、「自分の所属する団体が何しでかしたのか知っているのか」と問いかけるも、何も返事は出てこなかった。近藤会計兼本部長もマイクを握り、自分の誕生日がサリン事件の発生日であること、アレフのみならず「ひかりの輪」「山田らの集団」が全国に未だ存在している事実を踏まえて、「今すぐ出て行け」と怒りの演説を行った。

 最後に髙田が解散要求をまとめた文書を教団施設のポストに投函し、抗議行動を終了した。

 

●抗議活動の様子はyoutubeにてアップロード致しましたので是非ご覧下さい。↓