もう独特の文章からお気づきの方もおられると思いますが、私は盛和塾で学んでおります。

土、日と京都に合宿研修に行って参りました。

朝から京セラ経営研究所(旧本社)と本社を見学させていただきました。

社員さんの対応をはじめハード、ソフトに至るまで京セラフィロソフィー(哲学)徹底されており、なるべくしてなった会社なのだと実感できた。

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昼からは一橋大学名誉教授の野中郁次郎先生の講演とパネルディスカッションはとてもエキサイティングな時間で先生自身がとても気持ちよく話しができたと講演を終わられたのは我々聴衆に対してうれしいお言葉でした。
内容は本当に盛り沢山で米国GMの破綻は、リーマンショックや原油高、退職者の年金などが問題視されますが、80年代、スミス会長時代から破綻の原因を説明されました。

「小型車サターン開発」「無人工場建設」「トヨタのカイゼン導入」などスミス会長の描く未来に当時は感動したという先生ですが、結局、現場主義を採らずに、華々しい計画だけが一人歩きして「まゆつば企業」に成り下がっていったGMとそれに対比して本田宗一郎が二輪車開発にあたってテストコースの路面に張り付ついて、手のひらを地面について音を確認していた写真を見せながら、現場にこだわる経営の大切さを話されました。

また、トヨタで繰り返される5回の「なぜ?」や三井物産が人事評価を100%定量評価から、定性8:2定量に変えて、”よい仕事”とは何かという青くさい話を徹底的に話し合い、目指したことが好成績につながっているという事例にも触れられました。


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