育休もこの春から2年目に突入しました。
育児に追われながら本当にあっという間に過ぎていきます。





たぶん人生で最後の育休。
自分を見つめ直す時間にもしようと思います。




自分を知ること。とても大切なことです。
教員になって4年目のとき、国語で研究授業をしたことがありました。授業には必ず発問があります。子供たちに考えさせる問いかけが。


結論を言うと全然良くない授業だったんです。正しい答えばかりを求めて、考えさせることをしていませんでした。


でも、当時はどこをどうしたら良かったのかもわからなかった。そんなとき、ある先生が私に『授業でどうして発問があるか知ってる?』と聞きました。私は答えられませんでした。その先生は『自問自答できる人に育てるためだよ。』と言いました。自問自答できる人間はこの先も成長していくと。


自問自答できる人を育てる。


私の授業に対する考え方が変わったのはそれからです。


私が子供たちと過ごせるのは、彼らの人生の中のほんの1年か2年。その中で伝えたことはすぐに伝える。授業でも日常でも。



困ったことや悲しいこと、耐えられないことがあったら逃げたっていいことを。学校や今いる世界がすべてではないことを。



今を、これからの時代を、生きる子供たちにどうやって伝えていったらいいか、自問自答しています。