皆さん、今日もお疲れ様です。
私がこれを書いているのは、夏休み最後の日曜日。
そして、カレンダーは9月になっています。
明日から学校が始まる。
それも月曜日始まり↷と気分が下がる方も多いかも知れません…。
夏休み、少しは休んだり楽しんだり、できましたか。
◆「夏休みが終わる…。」のは、どんな気分?
「夏休みが終わる。」と思うのは、ほとんどの人にとって、気持ちが下がることですよね。
お盆あたりのニュースの街頭インタビューでも、笑いながら
「明日から仕事なんで、切り替えないと…。」
とおっしゃっている方、よく見ますね。
もちろん、元気全開で、「早く仕事に戻りたい!子どもたちに会いたい!」と思う方もいらっしゃると思います。
それはそれで、素晴らしいことですよね!
一般的には、十分休んだ後は、「嫌だけど、また頑張るかあ。」と思って、元の生活に戻っていく。
戻って行けば、元の生活ペースを思い出して、
何となくまた、夏休み前の調子で仕事を続けられる。
そうやって、再び働き始める方が、ほとんどだと思います。
私もそうやって、休みたい気持ちに頑丈な蓋をして、出勤したことを思い出します…。
本当は、「頑丈な蓋」で抑え込んだ私の「気持ち」に、きちんと向き合った方がよかったのですが、
そうする術を当時の私は知りませんでした…。
◆「休んだのに、元に戻るのが本当に嫌。」
上で書いたように、人は、どんなに疲れていても、十分な休養を取ったらまた、何となく「頑張ってみるか。」と思えます。
子どもの頃は、そうではありませんでしたか?
たくさん走って疲れたら、ちょっと座って、水を飲んだりして休憩して、そしたらまた、元気に走り始める。
やっていることが、楽しいことややりたいことだった場合、
子どもの頃のように、疲れても休んだらまた、頑張れるのかも知れません。
「体は十分休んだはずなのに、元に戻るのが嫌。」なときは、
これは「体」というより「心」が何か、私たちに訴えかけているのかも知れません。
◆心に向き合う方法
「休んだのに、戻るのが嫌」と感じたとき、私は「頑丈な蓋」で心を抑え込んでしまいましたが…、
もう少しよい方法を勉強したので、シェアしますね。
することはたった2つです。
①胸に手を当てて、軽く目を閉じ、深く呼吸をします。
体の力が少しずつ抜けて、リラックスできるといいです。
②あなたの心の中で、「戻るのが嫌」と訴えている気持ちに
「何が嫌なの。」「どこが嫌なの。」と聞いてあげます。
そして、その気持ちに、
「ああ、そうだったんだね。」
「それは嫌だよ。」
「そんなことがあったら、誰だって嫌だよ。」
「よく今まで、頑張って来たね。」
と、心から共感してあげてください。
あなたの大切な友達に共感する感じで。
この時のコツは、
「~した方がいいよ。」
「~してないからそうなるんじゃない?」などのアドバイスはしないことです。
だって、大切な友達に、安易なアドバイスはしないからです。
嫌だと思っている気持ちに寄り添って、
「そんなに嫌だと思っていたんだね。」と言ってあげてください。
そんなに嫌なのに、頑張ってきたご自分を、癒して慰めてあげてください。
この2ステップで、ご自分の本当の気持ちに気付くことで、
次の気持ちがわいてくるかも知れません。
それが、「仕事をこのまま続ける。」なのか、
「立ち止まって考える。」なのか、
その他なのか…。
私には分かりませんが、あなたが出した答えは、それがきっと正解です。
「一人では、自分の気持ちに寄り添うのは難しい。」と思われた方は、こちらです。
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ベテラン先生のためのカウンセラー 徳原 いずみ