アメリカ国璽(裏面)2
↑のアメリカの国璽が、フリーメーソンのシンボル↓とは違うという説もあります。(The Official Website of Grand Lodge of Japan)よりたとえば、「三角の中の目は当時「三位一体」の象徴としてよく使われていたものだし、フリーメイソンが結社のシンボルにこれと似たものを使い始めたのは最初の1ドル紙幣が刷られてから最低10年経ってからなのですけどね。ロマンに水を差してごめんよ...。」(1ドル紙幣にあるものはなんでも陰謀に見える(動画) | ギズモード・ジャパン)というものです。「陰謀論」だと切り捨てられがちですよね~。しかし、フリーメーソンメンバーが、フリーメーソンのシンボル=アメリカの国璽だと認めているぞ。1995年に出版された「陰謀がいっぱい!」(宝島社)↓に当時のフリーメーソン日本グランドロッジの片桐三郎という広報責任者と元グランド・マスター(いわば支部長にあたる)リチャード・クライプ氏がインタビューに答えている。陰謀がいっぱい: 世界にはびこるここだけの話 (別冊宝島 233)Amazon(アマゾン)片桐氏は次のように語る。「1ドル札のマークですか?ああ、あれも確かに『万物を見通す目』というメーソンのマークの一つです。このマークはアメリカの国璽にも用いられているそうです。」(P196 )ちょっと待ってください。メーソン幹部がアメリカ国璽=メーソンのマークだと述べているのは、大きいですね。公のインタビューで嘘をつくことは考えにくいし。ある意味、アメリカ国璽=メーソンのマークということで、決着がついたとさえいえるでしょう。はい。その後、次のように述べます。「初代のジョージ・ワシントンをはじめ、米国大統領にはメーソンのメンバーは少なくない。リンカーン(筆者注 異説あり エイブラハム・リンカーン参照)もセオドア・ルーズベルトもフランクリ・ンルーズベルトもトルーマンも、最近ではフォードもそうでした。確認されているだけで、歴代の米国大統領のうち、十五人(筆者注 どうやらリンドン・ジョンソンは含んでいない)がメーソンです。」(p196)アメリカ大統領は47代にわたりますから、およそ30%がフリーメーソンのメンバーということになります。そして、「アメリカの歴史と建国の歴史そのものが、フリーメーソンリーにサポートされているのですから、これ(筆者注 メーソンのマーク『万物を見通す目』がアメリカの国璽にも用いられていること)は当然でしょう」(p197)と述べる。フリーメーソンとアメリカ建国について、深堀りする必要が出てきましたね。次回から、「フリーメーソン」(吉村正和 講談社新書)に基づいてフリーメーソンとアメリカとの関係を本格的にまとめてみるよ。ちなみに、同書はエビデンスにもとづいてしっかり書かれている本で、大推薦だ。妄想を事実と決めつけるレベルの低い陰謀論とは全く異なる本だ。↓です。フリーメイソン (講談社現代新書 930)Amazon(アマゾン)1〜9,838円↓ポチっとお願いします!応援、ありがとうございます。にほんブログ村人気ブログランキング↓は,多治見の個別指導塾wagacoが「とにかく解説がわかりやすいです。会話形式で読みやすい。しかも、「なぜ?」も説明してくれているので、頭に残りやすいです。実際に、これ使ってすぐに30点アップした生徒さんもいます。」と絶賛している参考書です。陰謀論の背景の理解にもつながります。ぜひ、お読みください。やさしい中学歴史Amazon(アマゾン)686〜5,175円やさしい中学公民Amazon(アマゾン)780〜4,689円やさしい中学地理Amazon(アマゾン)