Senseful Design -3ページ目

Senseful Design

センスのいいデザインってどんなデザインなのだろう

「カッコいいデザイン」=「センスのいいデザイン」とは限らない

'Simple is best' なデザインだからって、センスの悪いデザインもあるだろう

そんな答のないSenseful Designを見つけに行きましょう!

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

    ------- Senseful Visual Art 3×3 -------

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

只今、東京上野公園内にある

国立西洋美術館では「キュビスム展」が

開催中でありますが

 

そんなキュビスム的なポートレート写真に

チャレンジしている

アメリカ人デザイナーの

ベン・デンザーによる

一風変わった写真を見つけたので

ここに紹介いたします〜

 

 

ご覧のように

最終的な写真を写す前段階で

被写体であるモデルさんの

各パーツをアップで撮影して

それを出力したものを

モデルさんの身体に貼り付けてから

撮影しています

 

それまでも

デイヴィッド・ホックニーによる

風景や人物を何枚も写真で撮り

それらを貼り合わせて作る

フォト・コラージュという手法はありました

 

写真という1枚のビジュアルではどうしても

カメラマンがその時に対峙した

被写体と時間の全てまでは

捉えることができません

 

そこで複数の写真を組み合わせて

再構成することで

その時の視覚と時間をより的確に表現できる

まさにキュビスム的な思考のもとに

あみだした手法です

 

それらが作成されたのは80年代

今ならデジタル技術で

いかようにでも作れそうです

 

ところが今回のポートレートは

あくまでアナログ的

そして平面に出力された写真を

立体的に再構成しているところが

すごく面白い点です

 

もちろんブラックやピカソが

100年も前にその目の前のモチーフを

いろいろな角度から見て

1枚の絵の中に描くキュビスムを

生み出したことによる

写真を使った発展形なのは

言うまでもないですけれどもね〜(o^^o)

 

 

Printed Portraits     by Ben Denzer

 

ペタし
  てね   読
  者登録してね

 

【 クリックしていただけると嬉しいです 】

      ↓

   
 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

    ------- Senseful Visual Art 3×3 -------

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

美術館に行って

さて何を見るか〜

 

もちろん展示してある

アート作品を見ますよね

 

ところがそのさまざまなアートと

それを見に来たお客さんも一緒に見てたら

なんとなんと

そのアートに同化しちゃうお客さんが

現れちゃったのです

 

そんなアートの一部になってしまったような

お客さんとそのアートを一緒に写した

これもまたアート作品のような

スナップショットです〜

 

 

これらのショットは

もちろんヤラセではなく

偶然と根気がないと生まれない

スナップショット作品です

 

撮影したのは1979年に

オーストリアで生まれた写真家で

パリ、ウィーン、ベルリンの

美術館に度々訪れて

2015年から取り組み始めたシリーズです

 

それにしても

そのアート作品に吸い寄せられたのか

その時に着ている服や髪の色などが

なんか似ていると思いながら

作品に近づいてしまったのか

それを描いた作者がこの光景を見たら

さぞかし喜んだことでしょうね

 

まさか自分が

見ているアート作品の一部に

なってしまっているなんて

本人は気づいていないでしょうけれどね〜(o^^o)

 

 

People Matching Artworks     by Stefan Draschan

 

ペタし
  てね   読
  者登録してね

 

【 クリックしていただけると嬉しいです 】

      ↓

   
 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

    ------- Senseful Visual Art 3×3 -------

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

世の中には様々なポートレートがありますが

1枚の紙からそこに出現した

それも官能的なポートレートを

ご紹介いたします〜

 

 

日本的に言えば

一種の折り紙のようなこれらの作品は

イギリスのアーティスト

ポリー・ヴェリティによるものです

 

折り紙のようでもあるというのは

その紙に絵を描くという行為はなく

まさに山と谷から成すアートだからです

 

それぞれの作品は

カットや接着剤を使わずに

全て1枚の紙から作られています

 

普通に紙を折ると

そこには直線が生まれ

さらには鋭角な部分もできてしまうものですが

 

その柔らかい肌そのものを

彫刻作品のように作り上げる技は

まだまだ1枚の紙からの

無限な可能性を秘めていると思います〜(o^^o)

 

Paper Scupture     by Polly Verity

 

ペタし
  てね   読
  者登録してね

 

【 クリックしていただけると嬉しいです 】

      ↓

   
 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★