男子御三家の最高峰で中高を過ごし、
最高学府を院まで卒業した先輩の話を聞く。
話の節々に出てくる自己礼賛を聞くにつけ、
最初は、ただ見下してるのかなと思った。
でも、違った。
先輩は、努力をしない人間が嫌いなのだ。
もちろん、努力だけではどうにもならない場合もあるが、それば、外的要因にあまりの格差がある場合。
少なくとも同じ生活レベルであるならば、全力で成功を取りに行くべきだし、そうしない人間を軽蔑している。
全力でやってもダメな世界があるなんて、全く考えていない。自己に言い訳をしない。
だから、常に基準がはっきりしている。
恐ろしい。
努力しつづけないと、いつかは私も寝首を掻かれるかもしれない。
ミシュラン一つ星のビストロ。
ふくふくとしたパンを擬人化したかのようなシェフが作る料理が、美味くないわけないんだって。