~なぜ、当たるのか? そのカラクリとは?~
タロットカードでどのようにして
占うのかをお伝え致しますね。
タロット占いでカードを展開していく方法は
何種類も有りますし、占い師によって
やり方も違います。
どれが正しいとかというものではないのですが
トレーニングを積んで行く中で、
自分に合う占い方を見つけていきます。
ポピュラーな占い方で、
「ケルト十字スプレッド」というものがあります。
画像は黄麗が使用している「キャットピープル」という
タロットカードです。
上の図のような、大アルカナ22枚と
小アルカナ56枚の合計78枚の
カードを裏向きでシャッフルします。
カードをまとめて、手にもって更にカットします。
充分にカットした後、お客様に左手でお好きな所で
1回だけ分けて頂きます。
分けて頂いたものを、順番を入れ替えて、また一つにまとめてから
上から7枚目からのカードを一枚ずつ6枚、
また上から7枚目からを一枚ずつ4枚
合計10枚のカードを展開していきます。
そして、最後に「神のお告げ」という事で
補足カードの11枚目を置いて占っていきます。
(ケルト十字スプレッド)
一枚目 質問の状態(現在)
二枚目 障害となるもの又は援助となるもの
三枚目 本人の考え
四枚目 本人の深層心理
五枚目 近い過去の状態
六枚目 近い未来の状態
七枚目 本人の状態
八枚目 周りから見た本人、または周りの状態
九枚目 本人が望む事、または恐れる事
十枚目 最終結果
十一枚目 神のお告げ(補足)
というふうに、出たカードの意味をお客様に伝えていきます。
このように、ただ偶然性のものが、なぜ当たるのか?
不思議ですよね。
これで、もしお客様が自分の事について占っていたとしたら
1枚目、3枚目、5枚目、7枚目、9枚目に関しては
答えを知っているという事になります。
占い師の言う事が、この部分でおおよそ当たっていなければ
10枚目の最終結果に対する信用は得られません。
信用どころか、気まずい雰囲気になってしまいます。
お金を返せと言われても、仕方がない状態になります。
私は、まだ一度もそんな状態になったことがないですので
「ああー、神様、ありがとうございます」という心境です。
タロットカードを混ぜたり、切ったり、並べたりすることに
私の作為は入っておりませんので、当たるのはもう
「神様、ありがとうございます」しかないのです。
しかし、テーマ「なぜ、当たるのか? そのカラクリとは?」
その答えを「神様」だけで終わらす訳にはいきませんので
私なりの考えを少し…
実は、78枚のタロットカードには宇宙が入っているのです。
??? お分かり頂けますでしょうか???
タロットカード1枚1枚の意味には、それぞれに
数字、太陽系の惑星や星座、人間の心の状態、
その他色々な事象を表すことが含まれています。
大宇宙の縮小版が、人間の内側にあるという
「マクロコスモスとミクロコスモス」と言われるのと等しく
78枚のタロットカードを大宇宙と見立てて占う事によって、
シンクロニシティという現象のもと
関連する意味のあるカードがお客様の目の前に表れる。
つまりは、カードと人の内側が繋がっている。
「すべては一つ」「すべては繋がっている」という関係性のもとで
カードによる占いが成り立つのです。
「形而上学」や「神秘学」などの「学」で
論理的にまとめられたものもございますが
科学的には、まだ解明されていません。
しかし、「当たる」という結果をもたらしている事実が
占いに来られるお客様を魅了するのです。