車で大学に向かう、試験の開始は9時、時間の余裕は多少持ちつつ、いつも通り門に着きインターホンで門を開けてもらおうとする。
あれ?出ない、あら?
時間が早く職員がいないみたい、諦めて車を回しどこかで時間を潰そうと、その時、職員らしい女性が門に車を入れている、慌てて車から飛び出し、女性に声をかける
受験できたのですが?開門は何時ですか?

女性が、困ったかおで門は開きますが、受験生が車を入りれるかどうかはわかりません

えぇ?今まで、教授を訪ねた時は入れたのに、受験票にも要項にも記載ないのに、慌てて近くのコインパーキングに停めて、大学に入る。
受験控え室を掲示板で確認
控え室に移動、控え室は教室、適当な椅子に座って、パソコンで資料の確認、部屋には10人ほどの受験生
教授から聞いていたのは、自分の教授の受験生は自分1人と聞いていたが、他の学部の人かな?なんて思いつつ資料をチェックしてると、肩を叩かれ、顔を上げると多分中国の方が、立ちながらここは自分の席とジェスチャー、黒板を指差す、あれ?座席表らしきものがある。
確認すると、前から2番目の席が自分の席、よく見ると自分と同じ学部の人がほとんど、他の教授の受験生もいるはずなので、でも後から自分の教授の受験生が増えたのかなぁ?とか、自分より優秀で差をつけられて落とされたらとか、他の人はみんな修士卒かなぁとか、ネガティブな思いが湧き上がりまくり

試験説明が始まる、控え室はトイレと試験に向かう以外出れません、携帯の電源は切ること、万が一試験中に携帯を使った場合には不正行為とみなし不合格となるとか、
プレゼンするだけと、思ってきたけど、やっぱり試験なのねと、当たり前のこと考えつつ緊張が高まる

番号呼ばれ、試験室前の廊下の椅子で前の人が終わるのを待つ、緊張しまくり、喉乾く、逃げ出したい

前の人が出てくるのと同時に、中から試験官が工学部長を探しに出てくる、工学部長が自分の教授、あれ?学部長だけど試験官じゃないんだ???
まもなく、教授が前を通過、ちらりとこちらを見て試験室に入る。
すぐに呼ばれて、自分も中に、受験番号と名前を言うと、試験官は自分の教授を合わせて5人、試験計画のプレゼンを促され、プレゼン開始
なるべく資料を読まずに、自分の言葉で頭をフル回転しながら熱弁、良く頷いてくれている試験官に語りかけるように、説明を続ける、チラッと教授が目に入る、あれ?しきりに時計を見てる、プレゼン時間は20分、時間は丁度良いはず、でも自分の言葉で資料の補足も加えてるから、長いのかな?緊張しつつ、少し巻き気味に説明を終える。
説明が終わりホッとするものの、ここからが本番、口頭試験開始、教授以外の試験官が順番に3つくらいずつ質問される。
研究計画では読み取れなかった内容とか、回答に困ったのは、計画に盛り込んでいた3次元浸透流解析は新たに解析システムを開発するのか?と、それとも今あるシステムで解析をするだけなのか?と、少し意地悪な質問、ドキドキしたけど、研究のメインではなく、現状の把握のためにすることなので、開発はしないことを正直に、試験官はちょっと不満そうだったけど、開発するなんて答えたら、次の質問なんてなにがくるかわからない、恐らく水理関係の教授っぽい
次の試験官は3次元解析は実施済みと聞いたが、解析結果の妥当性は何で検証するのかと?
ふふふ、解析の目的は豪雨時の斜面の安定性評価を目的にして、想定される豪雨を作成モデルに入力して、豪雨時の評価としていたが、西日本豪雨時の水位観測で実際の水位も同じ結果が得られ、ある程度の精度が確保できていることが検証されていると
良かったぁ、豪雨災害で仕事と受験準備でてんてこ舞いだったけど、豪雨に助けられた^_^
研究をすることで災害リスクの低減に寄与するとしといるが、何パーセントくらい、安全性が上がると思われますか?それとも現段階でそこまでは追求しない予定てすか?と
これも、正直に何パーセントまでは追求しない予定ですと
質問の最中に教授がおいおいって感じで試験官に笑いかけてたし、大丈夫かな?
ただ、その試験官は好意的で研究の中にそうゆうことも盛り込むと更に良い研究になります、是非、検討してみてくださいと、なんか良い感じ、最後に女性の試験官から熱水変質による酸性土の関係はどのように検証するのか?と、X線解析でスメクタイトの含有把握、走査顕微鏡で黄鉄鉱の形状把握で検証すると返答、この部分は教授に提供していただいたテーマ、読み込むうちに面白くて、しっかり把握できたのが良かった
一通り質問が終わると、工学部長、何か質問は?と教授に、声がかかる
うわっ、手の内と実力のバレてる教授からの質問、1番の緊張

教授、研究計画はわかりました、この研究が完成したあと、更なる展開や展望は見据えていますか?と
あれ?この前、自分が語った自分の考えが正解?
教授に語った、学位になってから研究すると面白いと褒めていただいた話をする、優しく頷いて聞いてくれてる、ホッとする。
これで、試験終了
ものすごく疲れた

退室すると中では談笑する声が、結果はどうなんだろ?教授に聞くわけにもいかないしと、思いつつパソコンを片してると、教授が試験室から出てくる?あれ?試験官で入ったのは自分の時だけ???
軽く会釈してすれ違う、今は試験官と受験生の立場、気安く声をかけてはいけないしなぁと思い教授を見送る。
会場を離れ帰る時に教官室の前を通る、ドアの前で教授が待ってくれてる^_^
お疲れ様、良かったよ、レビューのせつめいは少し長かったけどと
でも、技術力と経験が豊富なことは充分アピールできたよ、良かったよと、アイスコーヒーを入れてくれ、入学後の予定を話す最初の1年が勝負だよ、早めにまとめて、投稿をどんどん進めないと終わらないと釘を刺される。今、揃ってる資料をとにかくまとめて、新たなことはなるべくしないように頑張ろうと激励される、まだ合格決まってないけどなぁ

会社に戻り、入試資料を送ってくれた友人に、お礼のメールを、なんとか受験したこと、教授に良かったと言われたことなどなど、入学したあかつきには一緒に机を並べましょうと

すぐに返信が、受験できたなら、まずは大丈夫では?と、1人で研究を進めているが、はかどらない、一緒に研究する仲間がいると心強いと^_^
本当に良い人、なんとか合格を手に入れ、一緒に研究を進めたい、なんだか一区切りと同時に楽しみになってきた^_^