今回は、「自身の『主観的な感情』を勝手に『客観的な事実』へと脳内変換する人には注意した方が良い」というテーマについて、思うところをお話させて頂きます。
上記のYouTube動画でもお話させて頂きましたので、よろしければそちらもご覧頂けますと大変有難いです。
まず『主観』と『客観』の違いについて簡単に説明をしますと、『主観』というのは「個人の感情や価値観などに基づいて物事を観る事」を意味しており、一方の『客観』というのは「事実やデータ、法律や証拠、学問や不変的情報などに基づいて物事を観る事」を意味しております。
例えば、Aさんという現在30歳の女性がいたとします。
Aさんが30歳であるという事実は、生年月日という絶対的に変わる事のない情報に基づいている事から、まさに『客観的な事実』であると言えるでしょう。
一方、そのAさんが見た目よりもかなり若々しくて30歳には見えず、一見すると25歳ぐらいに見えたとします。
その場合、例えばBさんがAさんを見て「25歳ぐらいに見える!」と思ったとしても、それはあくまでBさんの『主観的な感情』に過ぎず、実際にはAさんが30歳である事は紛れもない『客観的な事実』となりますので、基本的に「ある事実」を確認する際は、個人の『主観的な判断』ではなく、その事実を裏付けるためのデータや証拠といった『客観的な判断』に基づいている事が大切だと思います。
このように、『主観的な感情』と『客観的な事実』が異なるというのは良くある話ですし、それ自体は別に悪い事ではないのですが、問題なのは「自分の考えが絶対に正しい!」「自分が間違えるはずがない!」と思い込んでいる『自称:全知全能の神』のような教祖型タイプの人間だと言えるでしょう。
この手のタイプは、事実やデータ、証拠や法律、学問や不変的情報などの『客観的な判断基準』を一切無視して、勝手に自分の頭の中で『事実』を作り上げてしまい、そして「私が言えばすべてが事実となり、私が言えばそれが証拠となり、私自身が六法全書である」と本気で思い込んでいるので、もはやまともな会話は成立しません。
自身の『主観的な感情』を勝手に『客観的な事実』へと脳内変換してしまうので、例えば、「私はAさんが嫌い」というのは、あくまで個人の『主観的な感情』に過ぎないはずですが、なぜかこの手の教祖タイプの人間は、「世の中全ての人がAを嫌うべきだし、Aが嫌われているという事実が存在するべきだ」と、勝手に自分の頭の中で『客観的な事実』を妄想して作り上げてしまうため、もし「私は別にAさんの事を嫌っていない」という人が現れたら、それだけで「Aを嫌わない奴は頭がおかしい!」と発狂したり激昂したりしてしまうのです。
つまり、こういった教祖型タイプの人間の頭の中では、「自分の考えと一致するものだけが存在していい事実」となっているので、当然「人それぞれの考え方がある」とか「他人は他人、自分は自分」という思考には至らず、自分の異なる考えの人たちに対して激しく攻撃したり、排除しようとしたり、あるいは差別を扇動するような事までしてしまいます。
まさにカルト組織のリーダーがこういったタイプだと思いますが、他にも炎上系や扇動系の悪徳インフルエンサーにもこういった教祖型タイプの人間が多く見られますので、この手の人間たちに騙されないためにも、物事の信憑性を判断する際には、日頃から『事実やデータ、法律や証拠、学問や不変的情報などの客観性』に基づいている事が大切だと言えるでしょう。
最後までお読み頂きまして、どうもありがとうございました!

