THE HURT LOCKER(ハート・ロッカー)
出演:ジェレミー・レナー/アンソニー・マッキー/ブライアン・ジェラティほか
監督:キャスリン・ビグロー
脚本:マーク・ホール
制作国: アメリカ
制作年:2008年
受賞履歴: アカデミー賞作品賞/アカデミー賞監督賞/アカデミー賞脚本賞/アカデミー賞編集賞/アカデミー賞音響賞/アカデミー賞録音賞
タイトル:THE HURT LOCKER
【ストーリー】
彼らは、数え切れない命を救う。たった一つの命を懸けてー。2004年夏。イラク、バグダッド郊外。「ハート・ロッカー」(兵隊用語で「苦痛の極限地帯」「棺桶」を意味する)は高度な専門テクニックと冷静沈着な判断力を求められる爆発物処理班の若き兵士3人を主人公に、彼らの38日間の任務を追った物語。
監督:キャスリン・ビグロー
脚本:マーク・ホール
制作国: アメリカ
制作年:2008年
受賞履歴: アカデミー賞作品賞/アカデミー賞監督賞/アカデミー賞脚本賞/アカデミー賞編集賞/アカデミー賞音響賞/アカデミー賞録音賞
タイトル:THE HURT LOCKER
【ストーリー】
彼らは、数え切れない命を救う。たった一つの命を懸けてー。2004年夏。イラク、バグダッド郊外。「ハート・ロッカー」(兵隊用語で「苦痛の極限地帯」「棺桶」を意味する)は高度な専門テクニックと冷静沈着な判断力を求められる爆発物処理班の若き兵士3人を主人公に、彼らの38日間の任務を追った物語。
■いやはやスゴイ映画であった!やはり最近見た映画では秀逸の映画であった。ホント緊張感はとんでもない!脂汗タラタラの映画だ。アカデミー賞に値する映画であると思う。こんな映画を女性監督が撮るとは…。どんな女性なのだ?
緊張感からかホント肩が凝るのだ。普通の映画であれば、緩和→緊張→緩和→緊張と交互に来るのだが、この映画は緊張ばかりの連続で緩和が殆ど無いのだ。一瞬足りとも見逃せない。緊張が続いているからそうなってしまうのである。疲れる。見終わってドット疲れるのだ。
戦争で誰が悪い、誰が正しいとか、ほとんどメッセージとして伝わってこない。しかし戦争の息苦しい緊張感だけがメッセージとして大量に伝わってくるのである。こんな戦争映画かつてない!
あまりの緊張感で味方でも敵かもしれないという疑心暗鬼のシーンも現れる。一時は緊張を強いる味方の班長の軍曹を殺そうとすることもあるのだ。それだけ緊張感は半端ないのだ。その部隊の38日間を追った物語がこの映画だ。
映画に結論はない!見るものの判断に委ねているのだ。あとは、考えるのは君だ!と言っている。ま、ある意味、戦争批判でもあるのだが、戦争の一断面を鋭く切り取った映画でもあると思う。
こうした経験をすれば、必ずやほとんどの人が精神的に問題を抱えるかもしれない。PTSDである。そうした現実感あふれる、非常に精神に負担を強いる物語であり、難しい映画かもしれない。
とはいえ、こんな緊張感あふれる映画はかつてあっただろうか?
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