




前日は、真っ暗闇をさまようという、とんでもない散歩になった北大東島であるが、仕切りなおして翌日、じっくりと歩く。
まずは、要予約の、朝9時から10時までの1時間のみの開館という、資料館に(写真1)。ここも、建物に入る際、靴を脱ぐ。緑のスリッパには、既に馴染んだせんろさんである。
http://blogs.yahoo.co.jp/senro129/57577050.html
とても1時間では見切れない充実の展示に、未練を残しながら建物を出ると、後から1台の車が。資料館を開けてくれた係の方で、役場まで行くのなら乗せてくれるという。もちろん行くつもりだったので、同乗させていただくことに。実は、この係の方は役場の方で、資料館観覧の予約があった場合、出向いてこられるようなのである。
http://blogs.yahoo.co.jp/senro129/57577050.html
とても1時間では見切れない充実の展示に、未練を残しながら建物を出ると、後から1台の車が。資料館を開けてくれた係の方で、役場まで行くのなら乗せてくれるという。もちろん行くつもりだったので、同乗させていただくことに。実は、この係の方は役場の方で、資料館観覧の予約があった場合、出向いてこられるようなのである。
さて、役場に着く(写真2)。様々文献等を見せていただいたりしながら、何らかの資料が欲しい旨を申し出ると、・・辞典サイズの「村史」があるという。全て網羅された貴重な資料だから、1冊3千円は手頃だが、とにかく重たい・・。これから散歩開始なのだが、今しかないと購入。
すると、奥から副村長さんが出てこられて、しばしお話くださった。前日に暗闇をさまよった話をすると、西郷輝彦に似た立派な副村長さんは、お腹を抱えて笑い、「いやあ、すみませんねえ・・、この島、やっとサトウキビが軌道に乗ったところで、それまで、観光には全くといっていいほど投資していなくて、看板とかが無いんですよね・・笑」とのこと。
すると、奥から副村長さんが出てこられて、しばしお話くださった。前日に暗闇をさまよった話をすると、西郷輝彦に似た立派な副村長さんは、お腹を抱えて笑い、「いやあ、すみませんねえ・・、この島、やっとサトウキビが軌道に乗ったところで、それまで、観光には全くといっていいほど投資していなくて、看板とかが無いんですよね・・笑」とのこと。
さらに、この島で特色を出すための多角化、ジャガイモ栽培の話とか、水道料金が日本一高い話などを伺って、すっかりこの島の事情に詳しくなったせんろさんであった。ちなみに、水道料金は1家3人くらいの標準的な家庭で、1カ月8千円にもなるという。海水を濾過して真水を造る施設は、南大東と同様であるが、なにせ、人口が少ない。
おみやげに、公共事業にも使うような詳しい地図をいただいて(昨日持っていたら、さまよわずに済んだのに・・)役場を後にした。
おみやげに、公共事業にも使うような詳しい地図をいただいて(昨日持っていたら、さまよわずに済んだのに・・)役場を後にした。
さて、この役場の前に、サトウキビが植わっている。この地点周辺が、北大東島で最初に「8株の」サトウキビを植えた地点とのこと。これほど詳細な記録・伝承がなされているあたりに、やはり、伝統のあり方をビシビシ感じるのである。(写真3)。
ふらふらと島を歩いていると、「月桃(げっとう)」を見つける(写真4)。昨晩飲んだお茶や、月桃スプレーなど、この島では一所懸命にこれらの「資源」を活用する動きがある。・・こういうあり方は、僕の強く共感する生き方だ。創造してこそ、生きている実感を持てるからだ。
さらに、見つけた!・・ジャガイモである(写真5)。大産地の北海道から来た僕は、このささやかな畑を見て、その根性を感じる。この島の耕作面積は47ヘクタール(と記憶しているが、間違っているかも)で、そのうち、7ヘクタールくらいがジャガイモらしい(これも間違っていたらごめんなさい)。しかも、サトウキビとの2毛作ができ、サトウキビの根っこに関わる特性のおかげで、病気にかかりにくいため、農薬が要らない。11月に作付けして1月に収穫という、考えられないようなシーズンにできるジャガイモは、実に貴重だ。以前、長崎で実においしいジャガイモ焼酎を飲んだことがある。ここのジャガイモ麺も楽しかった。・・北海道は大産地で、ほくほくのおいしい芋ではあるが、なんとなくこういった”香り”に課題があるように感じるのは僕だけだろうか。
なにはともあれ、見たものの全てが実に何気ないものだったにも関わらず、そこから感じたことには非凡なものが溢れていた。北大東島、ここは、まさに現役開拓の島である。