[蔵]イイぞ新酒!・・そして、ここが僕の信頼する店【91能代・後編】 | 陽だまりの線路

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鉄分(鉄道)は水分(お酒)等について、気ままに記録していきます。初期のものは、旅行に役立つ情報も含まれていそうです。

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 前編では、秋田は能代のトンネル貯蔵庫を紹介した。
http://blogs.yahoo.co.jp/senro129/57462051.html
 能代の蔵を見学し、その足で、さらに北・白神山地の麓に向かう。まずは白瀑や神社に立ち寄り、
http://blogs.yahoo.co.jp/senro129/57442402.html
「白瀑(しらたき)」の醸造元を訪ねる。能代は「喜久水(きくすい)」ここは「しらたき」と、いずれも同音の銘柄が別の県に存在するが、僕の好みは明らかにこちらで、秋田の酒が好きなのだなあと自覚する。

 (写真は、蔵の内部でもあるので、企業秘密ではないそうだが、若干細工を兼ねて、2つを混ぜてアップしてみた)吟醸酒用にお米を削って削って・・の工程(写真1)も、まさに自分も研ぎ澄まされていくようで気分がキリリとした。この副産物の上新粉でつくるダンゴも美味しいだろうなあ・・。
 
 タンクの中では、モロミがぐつぐつぐつぐつ音を立てていた。中で酵母が活動している!!(写真3)。お酒によって、その色が若干異なる(種類や仕込み時期)のも、また、自然な感じでイイ!!
 その香りを嗅ぐだけで、せんろさんは幸せであったが、今年のお酒は間違いなくイイ仕上がりだと感じた。少し買い込んで、寝かせておくといいように思う。

 「白瀑(しらたき)」の醸造元では、なんと、お米から一貫して生産!!(写真4)という、試みも始まった。ウイスキーなんかではそれこそ麦畑も単一、というこだわりのある醸造所があるが、蒸留しない日本酒でそれを行うのだから実に果敢で価値のある取組だと思う。

 酒蔵を訪ねた後は、物産館や能代駅前の公設市場(ココが、実に素晴らしい、地域産品の殿堂だ!)、お菓子のセキト(ここのお菓子はスゴい。特に冷凍保存の”だまこもち”というお菓子は絶品だ)に立ち寄り、もう10年以上のかかわりになる、僕の信頼する酒屋さんに戻る。ここまでの案内は、全て酒屋さんがしてくれたという、毎度、有難いツアーであった。
 儲けに走るのではない、実直な商売。このおかげで、僕は、本当に日本酒の世界に魅了され、能代も好きになった。結果、しばしば高額なお酒が必要になったが、なにはともあれ、酔うために飲むというよりは、癒されるために飲むという、そんな生き方に目覚めた。
 (でも、今日は酔っ払って書いているから、とてもこの記事は読みにくいと思います、ごめんなさい)。
 この酒屋さんには、日本酒しか置いていない。それも、秋田のものばかり。しかも、全て味や状態を見てから並べるのであって、銘柄に頼って売るのではないという、恐ろしいほどの真剣商売だ。

 ・・時々ではあるが、僕は、ここに実際に足を運ぶ際に、ある目的を持っていく。
 たくさんあったクイズの回答、最後の答えは・・「ツケを払いにいく」である。

 酒屋さんを訪れることがはっきりした時点で、ツケをつくり、敢えて直接手渡しで支払う。
 だって、こんな真剣な店なんだもの。いつもATMからの送金では、僕自身に実感が湧かないではないか。