癒しの里 大原三千院

酷暑の中、涼をもとめて、洛北の大原へ行ってきました。「意外とクルマは少ないですね」「シーズンは秋ですわ」と駐車場のおやじ。「外国人ばかりで日本人は少ないです」とのことでした。参道を歩いていると、外国語しか聞こえてきません。仏様が鎮座しているのに、肌の露出の多い服を着た若い女性たちが、庭園を背景にポーズをとって記念撮影に夢中でした。教会とか、イスラム寺院なんかで同じことをやるのでしょうかね?ということでその時の様子をアップしました。

 

 

癒しの里 大原三千院 京野菜100円/籠です

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院

京都大原の三千院は、代々皇子・皇族が住職を務めてきた門跡寺院です。四季の豊かさを感じられる聚碧園・有清園、格式高い宸殿・客殿、そして国宝を安置した重要文化財の往生極楽院など京都ならではの美を堪能できます。

癒しの里 大原三千院

三千院とは、京都・大原に位置する天台宗の寺院です。その起源は8世紀、最澄が比叡山延暦寺を建立の際、梨の木の下に結んだ庵が始まりと伝えられています。平安後期には皇族が入寺するようになり、その後も皇族が住職を務めました。

癒しの里 大原三千院

明治維新の後、京都市街地から大原に移り、「三千院」と名付けられました。その由来は、「一念三千(いちねんさんぜん)」という天台宗の教えから。心のわずかな働き(一念)の中にも、この世のあらゆる要素(三千)が備わっている、という意味です。

癒しの里 大原三千院

それ以前も、円融房(えんゆうぼう)、梨本坊(なしもとぼう)、梨本門跡(なしもともんぜき)、梶井宮(かじいみや)と移転の度に名前を変えて現在に至ります。

癒しの里 大原三千院

京都市指定名勝となっているふたつの庭園、池泉観賞式庭園の「聚碧園(しゅうへきえん)」と池泉回遊式庭園の「有清園(ゆうせいえん)」。春は山桜とシャクナゲ、初夏はアジサイ、秋には紅葉、そして冬の雪化粧と四季を通じて美しい景観を楽しめます。

「聚碧園」
江戸初期の武将であり茶人でもあった金森宗和が修築したと伝えられています。苔むした一面の緑と、丸く刈り込まれたサツキが印象的。隣接する書院の縁側で、庭を眺めながら抹茶をいただけます!

癒しの里 大原三千院

「有清園」
一面苔に覆われた庭には杉やヒノキが立ち並び、池には滝の水が流れ込みます。木々の合間から眺める「往生極楽院」の姿は三千院のシンボルです。

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院 わらべ地蔵

彫刻家の杉村孝さんが手掛けた小さくて可愛らしいお地蔵さん「わらべ地蔵」。それぞれ絶妙に表情が異なるので、散策がてら以下の場所を探して、お気に入りの一体を見つけてみるのもおすすめです。

癒しの里 大原三千院 わらべ地蔵

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院 おさな地蔵

律川沿い
三千院の横を流れる川・律川(りつせん)を渡ると、石の上に小さなお地蔵さんが!川沿いを登ったところにも微笑ましい姿で佇んでいます。

癒しの里 大原三千院 おさな地蔵

癒しの里 大原三千院 おさな地蔵

癒しの里 大原三千院 石仏 鎌倉時代

癒しの里 大原三千院   シュウメイギク

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院 朱雀門

癒しの里 大原三千院 朱雀門

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院 重要文化財:往生極楽院

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院

癒しの里 大原三千院 叡山電鉄八瀬駅

大原から帰りに高野川でのランチでした。

癒しの里 大原三千院 高野川水遊び

癒しの里 大原三千院 高野川