先日、帰省先で、若村麻由美と岡本圭人主演の演劇、「La Mere 母」を観ました。
かつて、ミュージカルは観たことがありましたが、それもずいぶん昔の話。
こうした文化的な空気に浸るのは、ここ最近では初めてといっていいくらいです。
テレビでのドラマなどは、時折見る程度。
若村麻由美は、沢口靖子の「科捜研の女」に登場する警察医として、少し知っていますが、ステージで観るのはまた異なる印象があるかもしれません。
子離れできない母が、あまりにも偏執的な行動をとってしまうため、夫含めて子供もこの母から去ってしまいたいと思うようになります。
最初は、夫の外での行動に不信を持つ妻が、夫に問い詰めるシーンから始まります。
次第に、声を張り上げる場面も出てきて、迫力ある演技がなされます。
卑近な感想で申し訳ないのですが、約2時間にわたる劇で、よくもセリフを覚えているなあと、関心をしてしまいました。
覚えることが苦手な私には、とってもすごい能力だと思います。
劇が終わった後、大半の観客で、スタンディングオベーションを行い、出演者たちに拍手でもって、その労をねぎらいました。
柄になく、演劇もいいなあ、素晴らしいものだ、と思いました。
また機会があれば、ぜひ観に行きたいものです。