(護摩祈祷中の迦楼羅焔」)

 

最近、病気の祈祷が顕著に多くなってきました。

祈祷の効果を確かめている反面で、現代医学に対して疑問を感じずにはいられません。

 

私は随分以前より各医師の方との繋がり、病気、特にガンになった方の治療に対してコーディネートをしたりしております。勿論、医療に対する最終決断は本人と医師の当事者間で決定されます。

 

保険適用の医療と保険適用外の医療の狭間を行ったり来たりしているうちに、益々日本の医療というものに疑問を感じずにはいられなくなってしまうのです。

 

 

それは、今の日本の医療というものが、重症になってしまった人を対象に施す医療であって、発症しかけた、または初期をターゲットにしたものではなく、少なくとも予防医学という面での活動はほとんど無いといっても過言ではありません。

 

これは大凡病院の仕組みがベルトコンベア状態で看病をしているというところに原因があるのかもしれません。

例えば血液検査一つとっても、何箇所かに異常値が出たとしてもその全てに対しての説明や対処法の指示や話し合いはありません。

 

(当主健診の血液検査)

 

そのときにかかっている何らかの病気についての説明はしてくれるものの、それ以外の異常な部分については余程のことがない限り、対応策を講じたりはしてくれない訳です。

 

問題はこれにあります。

 

そのようにして放置している異常値が、その時ならば充分対策出来たはずなのに時間が経過すると出来なくなってしまうのです。

 

そして完全に健康というところに戻れなくなってから初めてその異常に対処していくというのが今の日本の大凡の医療というものではないでしょうか?

 

第一、成人病予防の検査にレントゲンを使用している自体、馬鹿げています。レントゲンに映る病気は限られており、ガンなどがレントゲンに映るようでは、もうすでに遅いのです。

病院のあちこちにCTという便利なものがあるのに、いきなり使用出来ない(してもらえない)のですから。

 

兎に角、日本の病院も早く予防医学を主としたものに変えていかなければ、返って私たちの税金が無駄となってしまいます。

 

それでは私たちどのように病気から体を守るようにすればよいのでしょうか?

至って簡単で且つ有効な方法をお話します。

 

一つ目。

体を構成しているのは全て食物からです。なるべく糖質や脂質が少なく、ガンになりにくい食物を摂取する努力をしつつ、カロリーオーバーにならないように普段から気を付けることです。これだけでも寿命は10年以上は延びるでしょう。

 

二つ目。

一日6時間以上の有効な睡眠をとることです。

 

三つ目。

一日に少しでも有酸素運動をすることです。

 

そして何よりも大切なのはストレスを溜めないことです!!この部分は当方の言うところの仏教の職域ですね!

 

 

 

(当主執筆中)

 

■□■□■□当主自己紹介■□■□■□■

 弘法大師と執契金剛院阿闍梨大僧正圓照 大和尚を我師とし、

真言系単立の寺院をご意見無用にて当主を つとめさせて頂いております。

また先達善友の会を発足し、皆さまと共に 各種霊場の巡礼を 楽しくさせて頂いております。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

慈母観音寺(別名 千里眼観音寺)HP