⑲ サボ/属ごと マミラリア | 草センリのブログ

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 マミラリア属①
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最もポピュラーで、プラグ苗の2/3はこれであり、春先から2.5号鉢でたくさん並んで花サボテンとして店頭を賑わせる。

北米から南米にわたり広く分布するが、メキシコが本場。約400種ほど。
一般に、小型、中型であり「疣型サボテン」と呼ばれる。
大家族で、共通点は稜がはっきり疣であるということ、球形からやや円筒形になり、群生するものが多いということくらいである。

【特徴】
疣サボテン。

【育て方】
成長は早く、一般に、育てやすい。
高山性のものを除き、寒暑に強く、多湿にやや強い。

【培養土】
保水性の高いものが良い。

【置き場】
強光線を好むものが多い。夏場は蒸れを避けるために、風通しの良い場所に。

【花】
蕾は、疣の先端(アレオーレ)からでなく、疣開の谷から出る。花筒の長いものは少なく、ほとんど“小輪”の花。頭頂より少し下がったあたりに、円状に輪開する。大きな株は、2段3段と咲く。
花期は、早いものは晩冬から、
花後、忘れた時期に「赤い実」をつける。中に数個の黒い種子が入っている。

【水やり】
春と秋は1週間~10日に1回、夏は1ヶ月に1回、冬は1ヶ月に1回か断水(大株など)。
それぞれの季節の間は、中間の頻度で。


※[メモ]
①水やりは、一概に述べるのは大変難しく、共通点は無いと言える。
②株の年数、培養土の具合、環境の違いで大きく異なる。

目安としては:
*実生~発芽~1年間は腰水などをして、用土を乾かさない
*小型、小株(大型の幼苗)は、長い日数培養土が乾燥した状態におかない

*成球で、培養土が乾いてもいないのに、水やりをしていいサボテンは無い!
*「○○日に1回」は目安であって、表土が乾いたら、または表土が乾いて数日後(鉢内が乾く)に水やりをすることが基本である
*安全を期するならば、竹串などを差して鉢内の乾燥具合をチェックする手もある

∴水のやらなさ過ぎで枯らすよりも、水のやり過ぎでダメにすることの方がはるかに多い!

つづく