エキノカクタス属
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米カリフォルニアやネバダ州からメキシコが原産地。大別すると
金鯱
太平丸 類
弁慶 類
大竜冠 類
の4つと言われるが、目にするのは上の2つくらい。
【特徴】
貫禄たっぷりな、サボテンを代表する大型の刺サボテン。
単体で、子を吹かない。
【成長期】
3月~10月
成長はゆっくり。
【開花期】
春。冬場は断水すると花付きがよい。
【置き場】
強健で、育てやすい。日当たりの良い場所で育てる。
【耐寒性】
5℃くらいまで。
【水やり】
春と秋は、2週間に1回くらい。
夏と冬は、1ヶ月に1回か冬は断水(か、霧吹き程度)も良い。
代表的品種
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『金鯱』…サボテンの代表種。植物園の温室には必ずある、黄金の直刺に覆われて、美品。実生から30~40年で、径40cmほどになると、頂部に綿毛の花座ができ、1cmほどの黄色い小花がたくさん咲く。
・白刺金鯱
・短刺金鯱
・刺無し金鯱
他、人名を冠する金鯱がいろいろある
『弁慶』…少し白粉を帯びた肌。
『厳』…大型、肌は濃い緑色、黒褐色の刺。
『春雷』…大型
この3つはよく似ている。径1mほどになる。花は3cm以下の黄色い小花。
以上は、やや多湿にも強く、育てやすい。
… …
『太平丸』…粉を吹いたブルーがかった肌、刺も美しい。花も大輪。刺の違い(産地違い)で
『小平丸』『翠平丸』
『花王丸』『ニコリー』
などがある。
寒暑には強いが、高原乾燥地で生息しているために“土の多湿を好まない”。
『大竜冠』…大型
『竜女冠』…小型で優しい姿
さらに、多湿を嫌うタイプで、春以外は水やりをしないほどが望ましい。
いずれも、強光線に当てて育てるが、真夏の太陽光では日焼けをしがちであるから遮光をする。
『金鯱』