今年、2025年で18周年を迎えます。
昨年、2024年は目標としていたことを

一年通して達成できました。
これは数十数年の人生で初めての出来事で、

まだまだ伸びしろあると勝手に思っています、

せんらくやです。

 

何を達成したかということは置いといて
今日はそれを達成できた要因を
自分の振り返りも込めて
書いてみます。
お時間ある方はお付き合いください。


結論からいうと、
できない自分を受け入れました。



私が取り組んできたことは明確に数値化できるので、
それを徹底的にみつめて、受け入れます。


言い訳なし、忖度なし、
ありとあらゆる事実のみを見つめるリアリストです。


次に、正しい目的達成の方法を学びました。
これは実際に達成している人から伺うことがいいでしょう。
私の場合は運良く出会うことができました。
机上の空論ではなく、結果が出ている人が正解です。


そして、マイナスをゼロにする小さなステップを設定しました。やることは同じでも、達成幅を小さくします。

そうして、マイナスをゼロにしようと挑んでいると
プラスが残っていきました。
さらにそのプラスが積みあがっていくと
「自信」というものも、ついでに積みあがっていました。

結果一年を通して達成。
今月はさらにその自信と経験から安定化、
さらに上積みされて、好循環は継続中です。

これだけです。


経験したから言えるだけかもしれませんが
これはどんな物事にも応用できるのではないかと考えます。

例えば、一般的に続けることが難しいといわれている
禁煙、食事コントロール、運動習慣、語学習得、資格試験や仕事のノルマなどもそうかもしれません。

物事によっては数字の集め方が難しいものもありますが
求める結果はたいてい数字(KGI)【キーゴールインディケーター:重要目標達成指標】で表せます。

これが達成できたかどうかの結果なので、最も重要。
受け入れるべき数字、私の場合はマイナスがゼロになれば達成ということでした。

そのカギとなる重要な数字(KPI)【キーパフォーマンスインディケーター:重要業績評価指標】の選択を間違えないことも大切です。
ここで間違えた数字を追いかけていると、重要な目的にはたどり着きません。

例えると、食事コントロールをしているのに摂取する食品カロリーや成分を見ないで、SNSのフォロワー数を見ている場合はそういうことになるでしょう。

ただし、目的やゴールが不明確な状態。
特別な動機もなく、本当に自分が求めていないもの。
その道筋から外れた数字を集める。
できない自分を受け入れない。
やるべきことのハードルを上げる。
急ぎすぎる。
遅すぎる。
やらない。
こういった状態では、ちょっと達成は厳しいでしょう。

「そもそも、それ取り組む理由ありますか?」と、
できない自分から、自分の求めるものを再認識するところから始める必要がありそうです。

私は2018年に心理カウンセリングのシステムを応用した「悩み解決プログラム ここぷる」というものを開催したのですが、この方法は自分を受け入れ、求めるものを見つけるには適した方法です。


2018年の私。



ちょっと話が逸れました。

いざ、気合いを入れて
高揚感も高まって、
KGI、KPIを出して取り組んでも
うまくいかないことが当然あります。

挫折が必ずやってきます。
そんな時はどうするか。

うまくできなかった時、失敗、ミス、エラーを犯した時、
一時的に現実逃避したい気持ちもわかりますし、
私もしました。
しかし、これらは全くもって解決には至りません。
というか、
その失敗自体に価値があることに気づけていない。
ここが重要です。

ミスはトライをしたからこそ発生します。
トライした時点で行動は始まっています。
目的達成へのスタートは切られています。
ここになんの間違いもないのです。



さらに付け加えたいことがあります。
それが失敗の分類です。

箱根駅伝で合計8回の総合優勝、
青山学院大学陸上部の原晋さんによると、
失敗は3つに分類されて、
その種類によって対応を変えるとよいそうです。

1.シンプルミス
勉強不足、準備不足、不注意、怠慢によるミス
→とにかく、やる。急いで修正する。

2.システムミス
仕組みや環境要因によるミス
→原因分析、再発防止策を練る。

3.チャレンジミス
難しいことや初めてのことに果敢に挑戦して
結果がでなかったこと。
→事実上ミスではない、誉める、データとする。

少し、私の解釈も加えていますが、
このように考えることができるそうです。

本当にそうだなと思うことがあります。

まず何もやらないことはシンプルミス。
そもそもやる気ないなら、それやらなくてもいいのでは?
これが「ここぷる」でみつけられること。
勉強したこと、学んだことができないこともシンプルミス。
「ちゃんと練習して、注意して、やれよ~」
ということです。


正しい方法を知らないことはシステムミス。
情報が間違っているのだから努力しても無駄。
ハードル上げすぎなのもシステムミス。
自分の能力を過信しているかみえていないかどちらか。
KPIを間違ってるのもシステムミス。
重要ポイントがずれているなら努力の方向性が違う。
これらは、ちょっと、誰かに分析してもらうのがいいということです。

初めてやること、取り組むことが
うまくできるわけないんだから、
うまくできるようになるまでは、全てチャレンジミス。
という解釈もできます。

チャレンジミスを出し続けていかないとデータがない状態です。データがないということは事実がないので検証のしようもないということになります。
ここは温故知新【昔の事をたずね求め(=温)て、そこから新しい知識・見解を導くこと。】という言葉につながるのかなとも考えます。


ここで、できない自分を受け入れることができない人が
一定数出てくることがあります。
こういった人たちは、
過去の環境や習慣に何か潜んでいることがあります。
本当に何かを達成したいのであれば、そこを突っついてみてもいいし、そうでなければ、そ~っとしておくのもいい。

ここに正解はありません。


ただ、少しでも取り組む意欲があるなら、
そこは変化の始まりなので、
少しづつでも不安を取り除きながら
正しい学習から始めるのがいい。
不安に関しては以前、このブログでも書きました。

 



不安というものは、その正体に実体がありません。
だからこそ、実にややこしいのです。
またその不安が大きくなることで
陰謀論やトンでも医学、詐欺などにも引っ掛かりやすくなったりして、事実をみる力をどんどん曇らせていきます。


これが過去の人類の歴史をみても
本当に恐ろしいことだと私は考えています。


2025年ももう、1か月が過ぎようとしています。
しかし、まだ11か月も残っています。

事実を直視して、受け入れること。
絶対はないけど、何か探る方法は必ずみつかります。


2025年がみなさんにとって
いい時間になることを
願っています。


 

2025年の私。
赤坂山にて。