年末は28日から、年始は3日まで、おやすみいたします、せんらくやです。

 

前回のブログで本質の話を書きました。

添付したドキュメンタリー映画についても、いろいろな反響をいただきました。

ありがとうございました。

 

今回はその中で書いた

「客観的事実には良いも悪いもなくてただ、そう在るものです。

その事実に対して自分がどのような考えをもって選択して行動したかというだけです。」

という一文について、ちょっと深掘りしてみます。

 

ちなみに「事実」は「起こったできごと」で、客観的なことです。

「真実」は「嘘や偽りのない本当のこと」、つまり、人によって変わる主観的なことです。

 

それでは、こないだ私が食べた王将の酢豚500円から「事実」を直視してみます。

 

先ずは酢豚に一皿にかかる材料を上げてみます。

豚肉、玉ねぎ、ピーマン、ジャガイモ、小麦粉、醤油、酢、塩、コショウ、水、油、

細かいレシピはわかりませんが、まあ、こんな感じでしょ。

これは直接的なもの。

 

次に間接的なものも上げてみます。

調理した人、運んでくれた人、注文をきいてくれた人、調理器具、調理設備。

 

さらに深掘りしていきます。

順不同で参ります!
 

王将という会社を作った人たち、

王将三雲店を建てた人たち、

その材料、調理器具、燃料を堀出した人たち、

木や鉄を作った人たち、

その会社、設備、設備を作った人たち、

運んでくれた人たち、

運ぶための物や車を作った人たち、

その研究、開発者たち・・・

 

まだまだ掘ります!

 

直接的な材料を作ってくれた人たち、

豚農家、

玉ねぎ農家、

ピーマン農家、

醸造所の人たち、

その菌たち、

種を開発、栽培した人たち、

その設備を建てた人たち、

その材料、鉄や木材を作った人達、

運んでくれた人たち・・・

その物の交換に使われたお金、お金を作った人、

お金を計算している人、

お金を計算するものを作った人・・・

酢豚を考えた人たち、伝えた人たち・・・

 

私にその一皿の酢豚を買うお金を

私の整体という情報、技術と引き換えに支払ってくださったお客さんたち。

 

そして、その人々が生きてきたことに関わっていた、無数の人、事や物。

その人、事、物たちが在るために生きた命、失われた命。

 

 

これが、一皿500円の酢豚の「事実」です。

 

私、一人でこれだけのことは絶対にできません。

おそらく、この地球上でこれらのことを一人でできる人はいないと思います。

ていうか、一人で生まれて、一人で育つことが不可能です。

 

ここまでは当たり前のことしか書いていませんよね?

全て「事実」ですよね?

間違ってないですよね?

 

良いとか悪いとか関係なしに

それはそこに在って、

それらが在ったことで

私はおいしい酢豚を食べることができたのです。

 

私はシンプルにすごいと感じました。

もう、ありがたい!

「感謝」の一言。

超ハッピーです。

これは「真実」です。

 

そのように「事実」を深堀りしてみると

世の中にある全てがまるで奇跡の出来事のように思えてきます。

 

「客観的事実には良いも悪いもなくてただ、そう在るものです。

その事実に対して自分がどのような考えをもって選択して行動したかというだけです。」

 

私はそれらの奇跡のような出来事「事実」に対して

すごいと考え、感謝して、生きていきます。

たまに忘れることもあるので、気をつけます。

 

 

事実をみつめて深掘りするだけで

壮大な時空の旅に出発して、人々のドラマをみることができます。

どこにいても、なにをみても、簡単にハッピーになれます。

 

私もどこかのだれかのドラマの登場人物になっているかもしれません。

これを読んでくださっているみなさんもそうです。

 

そして、私のドラマの主役は私です。

みなさんのドラマの主役はみなさん自身です。

その役柄や脚本はあなた自身が決めていいんです。

 

もし、この年末年始、ハッピーでない人が近くにいれば

この「せんらくや理論」で壮大な時空の旅と人々のドラマを体験してみるように

すすめてみてあげてください。

テレビのドラマより面白くなること間違いありません。

 

 

以上、ハッピーになるせんらくや理論でした。

 

では、少し早いですが、

皆様良いお年をお迎えください。

 

 

                            姫越山にて撮影