「複利」って素敵な言葉やな~と、思います、せんらくやです。
自分の体のことを知ってるつもりの人は多いようです。
先日、背中が痛いといって整体を受けてくださった方。
首まで固まって、痛くなってきて、
整形外科に行ったけど「異状ありませんね。ストレッチを教えるからやって。」と、診察終了。
整体師としては「良かったね~」なんですけど
患者さんからしたら「理由がわからない、お医者さんは何もしてくれない」の2点において不快な気持ち。
「ストレッチは毎日している」という、この方。
体をチェックしてみると、左右の差が大きく、肩甲骨の動きに制限がかかっていて、
体が動く可能な範囲で動けていないという状態でした。
つまりは『ストレッチをしているつもりでも、できていない』ということです。
肋骨を調整、肩甲骨を調整、骨盤を調整すると
自分でするストレッチよりも格段に動くようになっていき
背中や首の痛みも解消されました。
「こんなに動くもんなんですね!」と、ご本人も自分の体に驚いておられました。
整体をすることで自分の体のことを、さらに知って、自分の可能性を広げていく。
私にとっては当たり前の日常なのですが、
こういうことが、整体にできることなんやろなと
改めて、整体の目的を確認できた一日でした。
このキノコも自分が曲がっていることを知っているのだろうか?
それとも、「この曲がり加減がええねん!」と、自ら知ってて曲がっているのだろうか?(笑)
撮影地 滋賀県日野町 綿向山