世界を股にかける腰痛治療家のKenYamamotoさんという方が「いいね!」を
つけてくださりました!テンションアゲポヨ!
アメブロ田舎系男子ランキング33位(過去最高位)、せんらくやです。
受験生の息子の山切れ、私の講座テキスト完成おめでとうの
タイミングで行ってきました、中央アルプス、木曽駒ヶ岳。
木曽駒ヶ岳は長野県にある、標高2956.3mの山です。
千畳敷カールで有名なこの日本百名山の山。
数年前に山岳会の仲間に入れてもらった時以来です。
長野県駒ケ根市(中央アルプスの東側)から駒ケ岳ロープウェイを使って千畳敷、
そこから約1~2時間で山頂に登頂するルートが大人気のメジャールート。
が、今回、私は「ちょっとチャレンジしてみなよ!」をテーマに
中央アルプスの西側、長野県木曽上松町から入る。
上松Aコースというルートで行ってきました。
標準日帰り装備コースタイム、登山口から山頂まで7時間。
標高およそ1900mを一日で上げる。
しかもテント泊装備に三脚とキャメラ、望遠レンズ、トータル21kg。
行けるのか?行けるのか?俺?
行けるのか?行けるのか?山2か月ぶりの元ワンゲル部の主将息子。
一抹の不安はありましたが、やってみたい気持ちの方が強い!
上松町(あげまつまち)からアゲアゲで行ってみました!
スタートは8:20。
荷物を担いだ時点で心が折れそうになった。
8:40 敬神の滝小屋
ここから、本格的な登山道に入る。
谷の斜面を登りながら、支尾根へ取付くまでも長い。
めっちゃしんどいし・・・
本当に、なぜかこの日はいつになく弱気な私。
元ワンゲル部主将はどんどん前へ行く。
無線で、先の状況を伝えてもらえるのは救いなのか?( ̄▽ ̄;)
五合目の金懸小屋(1940m)に到着したのは10:37。
一応コースタイムくらいでは歩けているが、ガチできつい。
この辺りでお隣の乗鞍岳に登っている山仲間Tさん、と無線交信できました。
こちらの斜面は少し反対側に位置するため聞こえない時もあるが
元気をいただく。
五合目を過ぎたところ。
十分、胸突いてるのに、まだ突くか・・・
六合目手前。
絶対、アップダウンがある名前やし・・・
キャメラをオートフォーカスにするのを忘れているくらい、へとへとです。
七合目手前。
この辺りで時刻は13:00くらいだったかな。
ヤバい、マジで日没までに山頂を越えたテント場までたどり着けるのだろうか。
七合目で、昼食。
汗が冷えて寒い。山で怖いのは気温よりも風である。
息を吐くとちょっと白くなったので気温は10℃前後なのかな。
中華スープとおにぎりで空腹を満たす。
ここで鈴鹿の藤原岳に登っている山仲間Hさんと無線交信ができました。
乗鞍岳の山仲間Tさんとの交信はこの辺りが最後でした。
泣き言、たくさん聴いてもらいました(笑)
ここからが、本当にきつくて、先のことを考えると
とてつもなく遠い道のりのように感じてしまう。
標高2500m付近で酸素が少し薄く感じるのも手伝っているのか
山を歩いていて、こんなに辛く感じたことはなかった。
「まったく根性のかけらも持ってへんな~」とジコイッチ。
そんな、アカン自分をまずは受け入れる。
そこからできること。
先のことは考えずに一歩一歩、足を進めること。
「好きで荷物、担いでるしな~」「それしかないで~。」と、自分会議の結論。
なんとかかんとか、八合目。
お茶目な不動明王が励ましてくれる。
なんといっても大日如来の化身と言われているお方だ!
でも、荷物は軽くならんよね(笑)
こんなしんどい思いして山に登るなんて、あほやな~と
自分で思いながら歩いていたが、やりたいことやし、しゃあない。
これこそ実現傾向ですよ!( ̄▽ ̄;)
ここからがこのルートの要注意箇所。
大きな谷を3つ、4つトラバース(横切る)道である。
ここで、落石や滑落に備えてヘルメットを装着する。
尾根の上を通って木曽前岳を通過していくルートもあるが
今日はしんどいし、こっちにしてみる。
カメラ、いや、キャメラも一旦ここでザックの中に片付ける。
チョコレートと塩分チャージ、水を補給して
疲労からくる突然の脚のけいれんに備える。
谷を横切ったあとは崩れやすい登り。
崩れるのを止めるために木で砂防されているが
それも、古くなっているところがある。
地形を確認して、コル(馬の背中のような、くぼんだ尾根)に乗るまでは気が抜けない。
元ワンゲル部主将は先に到着しているようだが谷をはさんでいるので
無線の感度が少しよくない。
危険個所を通過してコルに到着は15:40。
そこには玉乃窪山荘がある。
ここが九合目だ。
少し高山病の兆候が出てきた元ワンゲル部主将。
今日のテント場は今日の最高到達点よりも低いところなので
そのうち順応して安定するだろう。
ガスの中、最後の登りが始まる。
まぁ~~~きついのなんの!
それでも、もう少しで山頂やと思うと笑けてくる、不思議。
そして、ついに16:35。
木曽駒ヶ岳山頂(2956.3m)に到着!
途中、マジでたどり着ける気がしなかった。
調子に乗って三脚とかレンズとかビールとか焼酎とか担がんかったらよかったとか
いろいろ考えたけど、なんとか登頂できた。
久しぶりにちょっと本気だした。
高山病のくせにテンション上松Aコースの元ワンゲル部主将。
さあ、テン場まであと少し。
時間もギリギリ。
この後は疲れすぎてるのと日没が迫っていて急いでいたのと寒かったのとで、余裕なし。
テントの写真もご飯の写真も何にもありません。
山でテント泊をする時には、テント設営後にありったけのものを着て防寒。
そして、とにかくお湯を沸かしてテルモスを満たすことから始めるのがオススメ。
体を温めるのに飲んでもいいし、調理するのにもガスの節約ができて使いやすい。
とにかく低体温症の防止のために体の保温を一番に考えるのが大切だ。
息子は米から炊いたチーズリゾット。(これがまたうまい!)
私は焼きそばと茹でたシャウエッセンとビール。
長袖、フリース、ダウンの上下とニット帽とお腹にカイロという完全防寒対策。
ガスで星空の期待は低い。
「三脚持ってきたのに・・・」と自分の選択に一瞬、後悔するも、こればかりはしゃあない。
ナショジオキャメラマンになるにはこのくらいはしゃあない。
そう思うことにして、とっととビールと焼酎を飲んで寝る。
夜中1時に目が覚める。
風も穏やかで寒くもそれほどきつくない。
背中と脚はいろんなところがつりそうなのでOS-1を飲む。
熱中症対策の飲む点滴は活用しよう。
空を見たらやっぱりガス。
もう一度寝る。
4時。
息子が起こしてくれた。
「星、出てるで!」
満面の空が広がっている。
「お~、三脚の出番や!!!」と私。
キャメラを三脚に取りつけ、レンズをバズーカに交換。
望遠レンズをマニュアルにして∞にする。
レリーズという装置はまだ持っていないので
シャッタースピードを30秒に設定。
絞り値をF8。
ISO感度を800。
教えられたことしかできないので、その通りに設定する。
・・・まあ、ナショジオキャメラマンへの道は遠いが
「夜空が撮れた」という一点においては、本日のミッションクリアである。
(後日談。私の聞き間違えで、この設定は星空ではなく
一般的な夜景を撮る設定だったようです。また一つ世界の謎が解明できた!(笑))
そうこうしているうちに日が昇る。
微妙な夜明けではあるが、張り切って山頂に登りなおさなくてもいいので良い。
(この辺りにナショジオキャメラマンへの道は大きな壁があるようにも思うが・・・)
南アルプス方面。
こちらは御岳山方面。
美しい雲海に息を飲むしかできない。
三脚、バズーカ再び登場!北アルプス方面。
あれは富士山。
キャメラ重たかったけど、持ってきてよかったよ(´;ω;`)ウゥゥ
ここで三重県四日市の三重遭対の無線部長さんと
三重県鈴鹿市の山岳会の仲間と無線交信がクリアにできた。
そして、知らなかったが西穂高に登っている山仲間とも無線で交信できた。
そこには別の山仲間もいた。
こんなところで、仲間と無線で繋がれるのも楽しい。
左のピークがこれから下る木曽前岳。
小一時間上で過ごして下山開始。
名残惜しいので振り返りながら。
まだ帰路は長い。
なんせ標高1900m下らないとあかんからね。
木曽前岳から木曽駒ヶ岳、中岳、宝剣岳方面。(息子撮影)
さあ、帰ろう。
世界初の整体心理カウンセラーナショジオキャメラマンへの道はまだ遠い・・・
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