チーズトーストに、はちみつをかけたら見事に打ち消し合い、無味になることを発見しました。
どうしよ~、有名人になってしまうやん!(〃▽〃)ポッ。せんらくやです。
ある夏の日。
夏には鹿の群れが多く、野生の王国みたいになると噂を聞いたことがあるので
ヒル献血覚悟で行ってきました、滋賀県多賀町は霊仙山。
もちろんルートはせんらくや大好き今畑周回ルートです。
この日はソロでキャメラ山行。
暑さは辛いのでできる限る早めにスタートすることにしました。
今畑登山口を5:45に出発。
今畑登山口の標高は300m。
そこからいきなり急登がはじまる。
しばらく沢登りばかりしていると浮力のない普通の山歩きが辛く感じるものだ。
熱中症でのけいれんや立ちくらみに気をつけながら意識的にペースをゆっくり登る。
昔の家や神社、雪解け時期の福寿草の群生地を抜けて尾根に乗る。
この辺りで乳酸がたまり、少し体が重く感じめるところ。
塩分チャージを食べて、ハイドレーションから水を補給する。
笹峠の標高は712m。
この辺りで鈴鹿山脈、御池岳、藤原岳からの風が心地よく感じはじめる。
予定とはちょっと遅れたが涼しくてよかった。
本当は5時に登山口をスタートしたかったのだが
ソロ山行は遅れても誰にも迷惑が掛からないので、朝寝坊をしがちになる。
ここのところの自制心が私には欠けていることを知る。
ヒルを一匹確認する。尾根道にいるんやと、驚く。そこから警戒レベルを上げる。
来春から開始予定のワークショップのことを考えながら、近江展望台への急登を登る。
ちなみに未来に対しての不安な気持ちというものは、
現実にはまだ起こっていない問題のことなので、解決しようがない。
考えるだけ無駄である。
そんな不安が沸き起こった時にはただ、
自分の気持ちに不安が沸き起こっているんだな。
と、そのままその気持ちを受け止めることに私はしている。
ナイス、最強アイテムジコイッチ!(笑)
未来のことを考える時にはめちゃくちゃ面白く考えるのがオススメ。
そこからやりたいことや目標がみえるとなぜか道筋もみえてくる。
道筋がみえないものは、今、本当にやりたいことではないのかもしれない。
不安も安心も実はただの妄想である。
目の前のできることを、丁寧に一生懸命やればいいと誰かが言ってたが、なかなかできへんよな〜。
と、独り言。
近江展望台への登りは石灰岩からの土でとても滑りやすい。
雪の時のようにピッケルも効かないので、夏の方が危険度は高いかもしれない。
目の前の一歩に目を向けなおすことにする。
7:45。近江展望台、標高1003mに到着。
朝日を浴びて気温が上昇する際に湧き上がる谷からの水蒸気がアクセントを加えてくれる。
この展望がみえると、今まで考えていたことが全部きれいになくなってしまう、不思議。
思ったよりも暑くなく、というよりもかなり快適である。
快適で空もいい。
山頂ポールがどこからでも確認できる状態なので、
南霊岳から少しルートを外して歩いてみることにする。
山は平地と違ってすぐに悪天候になることもあるので
よく知っている山でも地形図、コンパス、GPSは必携である。
夏の午後は特に天候の変化に要注意。
雷をみるのは好きなんだが、ここではあまり出会いたくない。
ちなみに夏の低山でも低体温症にはなる。
雨に濡れて、動けない状態、風が吹くとその可能性は格段に上がる。
山で怖いのは風である。
石灰岩の上を丁寧に歩みを進める。
やっぱり、あった。
いいところ。
美しいカールに目を奪われる。
すると、いたいた、鹿の群れ。
バズーカ望遠に付け替えて、被写体に向ける。
三脚は持ってこなかった。
手持ちなのでうまく合わない。
それでも、今日のミッションはクリア。
次回はここでテントを張って、三脚構えて挑戦したい。
このまま山頂に行って下りると12時には下山できてしまいそうな様子。
なんなら山頂に寄らなくてもお虎ヶ池へショートカットもできる位置。
あまりにも気持ちがいいので、まだ9:30だが、ここでランチタイム。
4時過ぎに起きているので、いい感じにお腹は空いている。
テイク2で奇跡の1枚。
バズーカで細く見せるポートレート的な撮り方よりも
ここは広角で景色の雄大さを選んでみたが、どうでしょう?
ザックを置いてカメラを片手にウロウロ歩く。
誰もいないこの山を独り占めである。
沢登りや高山とはまた、ひと味ちがった趣も楽しめる。
ショートカットして一度山頂を目指してみるも気分はもう少し歩きたい。
自分の気持ちを素直に受け止め、行動してみる。
もう一度、西南尾根に登り返してみた。
10:00。霊仙山の最高点標高1098mに到着。
そこから、山頂へ向かう。
標高1083.5m。10:15。到着。
山頂の風が気持ちいので少し昼寝。
経塚山から大外周りの尾根を歩いてみようと思い立ち
またまた登山道を外して歩く。
いろんな角度からの霊仙山の山頂を眺めながらキャメラ山行。
12:00を過ぎることから、腕がヒリヒリしてきた。
これはヤヴァイ・・・日焼けやで。
ナルゲンボトルに凍らせた水がほどよく溶けている。
これを手ぬぐいにかけて冷やしてみる。
日焼けや熱中症はとにかく冷やす。
知っててよかった。
ついでに粉のポカリを投入してシェイク、飲む。
これはイケる。
12:20。お猿岩まで来たら一気に下山。
ここから汗ふき峠までは本当に滑りやすいので特に注意。
13:30。今畑登山口へ下山完了。
ということで、今日も霊仙山の山頂を十分に満喫することができました。
今日はRAWで撮影するというミッションもクリアできました。
年がら年中、いい山ですよ。
第19回 手話ふれあいフェスティバルが
9月10日(日)10:00~15:00から
滋賀県野洲市のコミュニティーセンターきたので開催されます。
ご都合のつく方は、是非!