リアルで初めて会った人に「あ、フェイスブックで厳しいことを言う人ですね」って
言われたことがあるとかないとか。

好きな人だけ好きでいてください、せんらくやです笑

 

今までは、整体師せんらくやって、こんなやつっていうのを知ってもらうために、

とにかく自分の思ったこと、意見を書く、出すという場にしていたこのブログ。
時には受け狙いのふざけたこと、感情むき出しなことも書いていました。笑

それはそれで、私らしくてよかったかなとも思っていますが

今年2017年からは「伝える」ということに意識を変えてみました。


私のブログは人気ブロガーさんのように何万pvとかはありません。
ベストは609pv、毎日の平均は220pvほどのブログです。

それでも、毎日見に来てくれてはる人がいるので、
せっかく読んでもらっているのなら有益な情報、議論のネタ、気付きのネタ
そんな風になればいいなと思いついたからです。

 

役に立っているかどうかは別として

丁寧に言葉や文字を選んで書いていることは伝わっているのか

いろいろなところで「読みました」「楽しみにしています」
「いい文章書くね~」「飲みに行こうか」などと
言われることもあり、反響を感じることがあります。

それに関しては正直とてもうれしいです。

 

このブログは私のfacebookの方でも連動させていて公開の状態にしてあるので

友達申請なしでも見られるようになっています。

そちらの方では私の友達中心に、時には見ず知らずの方からも

いろんな意見をいただいたり、議論の対象になったりするのを読ませていただき

本当に同じ文章を読んでも人それぞれ受け取り方が違うことを実感します。

 

世の中の問題の多くはこの「伝えること」と「受け取ること」の相違ではないかと思います。

もちろん方法論や意見の食い違いということもあるでしょうが

今回はその方法論や意見の伝え方、受け取り方に注目したい。

 

「こちらが言ったことがわかってもらえていない」「誤解されている」などや

「相手の言いたいことがよくわからない」「結局、何が言いたいの?」なんてことも。
この相違具合によっては人間関係がうまくいかない、
無駄に人を嫌いになったり、傷つけたりすることもあります。

このことは家族や夫婦、友人、知人との間、職場、教育の場、

いろんなところで起こっているはず。

 

そこで「伝える」ということを分解してみたい。

伝えることは主観と客観に分けて考えることができる。

主観とは自分の立場や目線からの事柄で、みる人、聞く人によって変化が生じるもの。

感性が似た者、共通理解が確立されている者同士なら
共感を呼び、有意義なコミュニケーションになります。

そうでない場合が問題で、間違って受け取られる可能性もあり、

トラブルに発展する可能性もある。

自分の感情を表す、感情を共有するには有効な方法です。

 

客観はいわゆる5W1H(いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように)、
誰がみても、聞いても同じ事実のことです。

正確、的確に伝えること、教育や指導、仕事の現場ではこの方法が適切です。

 

これらをうまく使い分けることができている人は

人とうまく、適切にコミュニケーションが取れている人です。

 

問題が起こる時はこの主観と客観、感情が入り混じった時ではないでしょうか。

 

私も経験があります。

以前の職場で指導をしていた時、子育てをしていた時(つい最近もあったけどね)

この主観、客観、感情が入り混じってしまい

うまく伝えられなくて、伝わらなくて、大抵、ぶちぎれてしまう。
結果的に自己嫌悪に陥って自己肯定感が低くなる。

「ち~が~う~だろ~、このハゲ~」のエリートのあの方も相当入り混じっていると見受けた。

(発言の主もそうだがあそこまで人を怒らせる才能のある秘書の方もすごいと

これはテレビなどから得た情報を基にした私個人の意見です笑)

 

次に何を伝えたいのか?

業務的、実務的内容なのか、感情や気持ちを伝えたいのか、

何か共有したいことなのか、理解を求めたいことなのか

それが自分の中で整理できているのかが大切になってきます。


そして、相手が受け入れ態勢が取れているかどうかということも

重要になってくると思います。

相手が単純にこちらを向いていない、感情的になっている、前提ができていないなど

といった状態の時に、こちらが何を伝えても伝わらないでしょう。

 

ここでせんらくや心理カウンリング的な考えを加えてみたい。

伝える自分が問題を持っている時には言葉の選択、伝える方法が変わってきます。
問題を持っている自分とは辛い思いをしている時や権利を侵されている時
と考えていただければよい。
この場合、相手が自分の問題に気がついていないこともあるので

それを適切に伝えなくてはいけません。

心理学用語では「Iメッセージ」などと呼ばれるものです。

その方法は、事実をを正確に伝え、
それに対して感じた「気持ち」を伝えるという方法です。

 

例 

運転手が道を間違えた時

 

×=「違うだろ~このハゲ~!」

 

間違っていることは伝えたが、その件とは関係ないことで相手を罵倒してしまっている。
(ハゲが好きな人にとっては罵倒にはならないが・・・)

これでは怒りの感情をぶつけただけで、なんの解決策にも結びつかない。

まぁ、私もよくやるアカンパターンです。

(ミュージカル調ではやらんし、「ハゲ」ともいわないが感情をぶつけることはありがち。)

 

〇=「この道は間違っています。時間に遅れると相手に迷惑をかける恐れがあるので、私は困ってしまいます。直ちに、最短のルートに戻ってください。最短のルートがわからなければ私が指示を出すのでわからないと言ってください。」

 

大変、回りくどい言い方ではあるが、間違っていることは伝えている。

その間違ったことで困る気持ちも伝えている。
その間違ったことに対しての解決策も示している。

これなら録音されていても問題はないだろう。

 

これは一例ではあるがこのように主観と客観、感情を伝えることができると

概ね問題は起こらない、または大きくならない。

円滑で建設的なコミュニケーションである。

 

「Iメッセージ」はこのように感情を爆発させる方以外にも
本当は感情を押し殺してしまいがちの人に是非使ってほしい方法です。

この感情を伝えることによって、本当の自分を知ってもらうことができます。

自分を知ってもらうと周囲の理解が深まり、広がり、
不当な扱いや誤解などの問題が減っていきます。

 

 

では次に「受け取る」こと。

と行きたいところですが、ちょっと長くなったので

受け取ることは次回にします。

6月の4週目にうちの裏庭極小家庭菜園で収穫したおいしいサンチュ

「おいしい」は私の主観ですね!