草引き、めんどくさ~~い!したくないよ~~!!
自然愛好家ということでそのままにしておこうかな、せんらくやです。
みなさんは「正常性バイアス」という言葉をご存じでしょうか?
簡単にいうと、大変な事態が身に迫っているのに
「大丈夫、私は大丈夫、私には何も起こらないよ」と
脳が判断してしまい身を守るための有効な行動が取れないことです。
例えば、災害時に直ちに逃げなければいけないのに、
「うちは大丈夫」と、そこに留まってしまって、
命を失ったり、大けがをしたりしてしまう。
例えば、山で道に迷って大変なところに来てしまっているのに
危険な道をどんどんと進んでしまい、
転倒、滑落などの事故にあう。
例えば、熱中症の初期症状があらわれているのに
まだ大丈夫といいながら、大変なことになってしまう。
例えば、運動中に大けがをしているにも関わらず
運動を続行してしまい、予後治療に時間がかかってしまう。
例えば、疲労がたまりまくって体がSOSを発信しているのに
無視し続けて、過労死、うつなどにたどり着いてしまう。
「私はうつになんてならない」と思っている人ほど要注意。
脳は非常時に精神面を守るために
過酷な事実を受け入れないで誤解させてしまうそうです。
これは「死」に対する恐怖感を抑制する作用の一つなのかなと
私は推測しています。
そしてこの「正常性バイアス」は厄介なことに
集団になると、それが増長されるそうです。
「あの人も逃げてないし、大丈夫かな。」
「あの人が大丈夫って言ってるから・・・」
登山のグループでもそうですが
人が増えると責任感が減ってしまうという傾向にあるようです。
一人一人が冷静に判断する力を大人は身につけて
子供たちにはその判断する力、選択、決断する力を伝えてあげたいものです。
整体的には放っておくと、重大な病気や復帰に時間がかかるような
日常の癖からくるバランスの不良、慢性的な疲労なんかは要注意です。
またカウンセリング的にも、心に引っかかっている
小さな不満や不安、感情が吐き出せない環境が
ちょっとづつ身体と精神を壊してしまうこともあります。
たまには自分の心と体のメンテナンスも行ってください。
いざという時に正常性バイアスに惑わされないで
冷静で正しい判断をするためにも大切なことだと思います。
あ~、ひさしぶりにうちの店の宣伝したよ。
自然たっぷりの整処千楽也、来てね!(笑)
御在所の裏道にあった
「藤内壁、ロッククライマー以外立ち入り禁止」のところに
まさか自分が立ち入ることになるとは思っていなかった。
その中でも一番簡単といわれるルートでも3、40メートルはあるのかな?
足元や景色なんか見てたら怖くて動けないから壁と上しか見れませんでした。
めっちゃ怖かったけど、ええ経験できました。
連れて行ってくれた山仲間に感謝です!
こちらの宣伝もさせてください。
まもなく締め切り、山登りベーシック塾!
https://doc.co/P2wxGv