2017年の目標ってなんやったっけ?
あ~、そういえば朝活やったな~
2017年はまだ終わらない、決意新たに!?・・・せんらくやです。
あるお休みの日に鈴鹿の最北、御池岳に福寿草をみにいってきました。
鞍掛トンネルの滋賀県側、多賀町大君ケ畑から入って
鞍掛峠の南側の尾根に取りつく。
そこから、尾根上を南にある鈴北岳へと歩みを進める。
取りついたところでカメラのバッテリー切れに気づいて不機嫌になる。
なんといっても今日の目的は福寿草を一眼レフで撮ることだったから。
約500gのウエイトと化してしまった、一眼レフを大切にザックに入れて
気持ちを切り替えようと試みる。
「とらわれない気持ちが大切なんだ」とは
知ってはいてもなかなかできないものである。
軽量、高性能のiphoneに望みを託し、今日は構図をがんばろうと
思い直すことができたのは鈴ヶ岳に到着したころ。
ここから丸山には向かわずに真の谷へ向かう。
そこから福寿草を探しながら、テーブルランドへ突き上げる。

ありましたよ!
福寿草天国!
そして、私の一眼よりいい腕のiphone。

苔の中のネコノメソウもいい感じだ。

晴れたテーブルランドは間違いない。
ここで、カップラーメンでチャージ。
しかし、こんなにいい天気に日にはお弁当がいい。
次はお弁当にしようと決意する。
今日は、ここから丸山へ立ち寄って、鈴北岳を経由して
鈴ヶ岳へ向かう計画。
そこからは鈴ヶ岳の西にある一本木という所まで行って
昭文社 山と高原地図にある赤線の一般ルートを大君ケ畑へ下りてみる。
初ルートである!

元池の横を通過しながら鈴北岳へ戻る

鈴ヶ岳直下にも福寿草のパーティー会場が!
一眼のバッテリーもちょっと復活!
でも、できはiphoneと変わらんか(笑)

初めまして!鈴ヶ岳!
ええとこやんか~~!リピ決定!
そして、事件はここから起こる。
高原地図によると送電線の北西の茶野というピーク(山頂)手前の
コル(尾根と尾根のくぼみ)から
下り始めて東にトラバース(斜面を横切る)することになっている。
送電線に道標があり、右手の下り口を探しながら歩く。
???
あれっ、ピークやん。
これってどう考えても茶野にきてるやん??
まさか~~
コルの下り口、しかも一般ルートの赤線を見過ごすか~~??
もう一度下る。
慎重に下る。
・・・・が、またもや、送電線まで下りてしまった。
Σ(゚д゚;)ガーン
マジか・・・
送電線の道標から、真下へ下る踏み跡のようなものがあったので進んでみる。
・・・が、これは雨裂(雨水などでできた溝、又は谷状の地形)、踏み跡、道ではない。
その右手には強烈な谷と斜面。
左手には植林帯と強烈な斜面。
時間は15:30。
歩き始めて7時間を超して、距離も13kmが過ぎた。
一緒に来たカミさんの膝は疲れからちょっと痛みはじめている。
こういう時に焦って、下りて、滑落して遭難するんよな。
まずはお湯でも飲んで、軽く行動食でも食べて
(又はお手洗いをして)落ち着くことが大切。
日没までは3時間もある。
2万5千分の1の地形図とGPSで現在地を再確認する。
選択肢は2つ。
1、この斜面を下りて、赤線だったであろう古い道を探して下りる。
2、鈴北岳まで登り返して、来た道へ戻る。
考えることは、カミさんの膝の状態。
本人の歩様をみる限り、まだ歩くことは大丈夫と判断。
1、この斜面を下りるに決定。
念のためにロキソニンを飲んでもらい痛み止めとする。
膝の状態を考慮してハーネスを装着させて確保の用意をする。
できるだけ緩やかなところを下り始めることにする。
装備は20mのロープもカラビナもあるし、懸垂で下りることもできる。
植林帯なので、人は入っているという点は安心ポイント。
うまくいけば仕事道にも出合うだろう。
しかし、細かな谷や尾根に惑わされて、
歩きやすいところを歩いているうちに
とんでもない崖に出合うことは、山あるあるなので要注意!!
目的の方角はコンパスで定める。
標高を下げながら、慎重に進む。
うちのカミさんは私よりも読図がうまい。
二人でエラーがないか確認しながら、進む。
谷が潜んでいる、又は崩れそうな尾根があるところでは
先に私が下りて、状況を確認しながら歩く。
無線があるので、常に連絡を取りながら行動できることはいい。
それにしても、トラバースしている赤線、一般ルートは一体どこやねん?
16:40。
標高を350mほど下げた地点。
谷と尾根がぶつかる特徴的な地形のところにへ到着。
ゴールへ下る尾根まではあと2つ尾根を越えるだけとなった。
標高は残り150mほど。
まあ、ほぼほぼ、ゴールは見えた。
谷をトラバースして斜面を登り返して
尾根に取りつくと・・・
16:59。出たよ、立派な踏み跡。
これこそ、一般ルートだろう。
その歩きやすい尾根を下ると、ちょうど駐車地の横にタッチダウン。
17:13。日没前に懸垂下降もすることなく下山完了。
昭文社の赤線、一般ルートを歩くつもりやったのに
なんやかんやでガッツリ歩いてカミさんも楽しんだアドベンチャーな下山でした。
初めてのルートはいろいろあるもんです(笑)

そんな私が講師という重大な役目をいただきました。
三重県山岳遭難防止連絡協議会・三重県山岳連盟 共催の
山登りベーシック塾。
連れて行ってもらう山歩き、赤テープ頼みの山歩き
そんな山歩きから卒業したいとお考えのあなた!
自分で判断して行動して、安全に山を楽しみたいと考えのあなた!
昨年は満員御礼のこの山登りベーシック塾
是非、お早めに、お申し込みを!
https://doc.co/P2wxGv

あ~、そういえば朝活やったな~
2017年はまだ終わらない、決意新たに!?・・・せんらくやです。
あるお休みの日に鈴鹿の最北、御池岳に福寿草をみにいってきました。
鞍掛トンネルの滋賀県側、多賀町大君ケ畑から入って
鞍掛峠の南側の尾根に取りつく。
そこから、尾根上を南にある鈴北岳へと歩みを進める。
取りついたところでカメラのバッテリー切れに気づいて不機嫌になる。
なんといっても今日の目的は福寿草を一眼レフで撮ることだったから。
約500gのウエイトと化してしまった、一眼レフを大切にザックに入れて
気持ちを切り替えようと試みる。
「とらわれない気持ちが大切なんだ」とは
知ってはいてもなかなかできないものである。
軽量、高性能のiphoneに望みを託し、今日は構図をがんばろうと
思い直すことができたのは鈴ヶ岳に到着したころ。
ここから丸山には向かわずに真の谷へ向かう。
そこから福寿草を探しながら、テーブルランドへ突き上げる。

ありましたよ!
福寿草天国!
そして、私の一眼よりいい腕のiphone。

苔の中のネコノメソウもいい感じだ。

晴れたテーブルランドは間違いない。
ここで、カップラーメンでチャージ。
しかし、こんなにいい天気に日にはお弁当がいい。
次はお弁当にしようと決意する。
今日は、ここから丸山へ立ち寄って、鈴北岳を経由して
鈴ヶ岳へ向かう計画。
そこからは鈴ヶ岳の西にある一本木という所まで行って
昭文社 山と高原地図にある赤線の一般ルートを大君ケ畑へ下りてみる。
初ルートである!

元池の横を通過しながら鈴北岳へ戻る

鈴ヶ岳直下にも福寿草のパーティー会場が!
一眼のバッテリーもちょっと復活!
でも、できはiphoneと変わらんか(笑)

初めまして!鈴ヶ岳!
ええとこやんか~~!リピ決定!
そして、事件はここから起こる。
高原地図によると送電線の北西の茶野というピーク(山頂)手前の
コル(尾根と尾根のくぼみ)から
下り始めて東にトラバース(斜面を横切る)することになっている。
送電線に道標があり、右手の下り口を探しながら歩く。
???
あれっ、ピークやん。
これってどう考えても茶野にきてるやん??
まさか~~
コルの下り口、しかも一般ルートの赤線を見過ごすか~~??
もう一度下る。
慎重に下る。
・・・・が、またもや、送電線まで下りてしまった。
Σ(゚д゚;)ガーン
マジか・・・
送電線の道標から、真下へ下る踏み跡のようなものがあったので進んでみる。
・・・が、これは雨裂(雨水などでできた溝、又は谷状の地形)、踏み跡、道ではない。
その右手には強烈な谷と斜面。
左手には植林帯と強烈な斜面。
時間は15:30。
歩き始めて7時間を超して、距離も13kmが過ぎた。
一緒に来たカミさんの膝は疲れからちょっと痛みはじめている。
こういう時に焦って、下りて、滑落して遭難するんよな。
まずはお湯でも飲んで、軽く行動食でも食べて
(又はお手洗いをして)落ち着くことが大切。
日没までは3時間もある。
2万5千分の1の地形図とGPSで現在地を再確認する。
選択肢は2つ。
1、この斜面を下りて、赤線だったであろう古い道を探して下りる。
2、鈴北岳まで登り返して、来た道へ戻る。
考えることは、カミさんの膝の状態。
本人の歩様をみる限り、まだ歩くことは大丈夫と判断。
1、この斜面を下りるに決定。
念のためにロキソニンを飲んでもらい痛み止めとする。
膝の状態を考慮してハーネスを装着させて確保の用意をする。
できるだけ緩やかなところを下り始めることにする。
装備は20mのロープもカラビナもあるし、懸垂で下りることもできる。
植林帯なので、人は入っているという点は安心ポイント。
うまくいけば仕事道にも出合うだろう。
しかし、細かな谷や尾根に惑わされて、
歩きやすいところを歩いているうちに
とんでもない崖に出合うことは、山あるあるなので要注意!!
目的の方角はコンパスで定める。
標高を下げながら、慎重に進む。
うちのカミさんは私よりも読図がうまい。
二人でエラーがないか確認しながら、進む。
谷が潜んでいる、又は崩れそうな尾根があるところでは
先に私が下りて、状況を確認しながら歩く。
無線があるので、常に連絡を取りながら行動できることはいい。
それにしても、トラバースしている赤線、一般ルートは一体どこやねん?
16:40。
標高を350mほど下げた地点。
谷と尾根がぶつかる特徴的な地形のところにへ到着。
ゴールへ下る尾根まではあと2つ尾根を越えるだけとなった。
標高は残り150mほど。
まあ、ほぼほぼ、ゴールは見えた。
谷をトラバースして斜面を登り返して
尾根に取りつくと・・・
16:59。出たよ、立派な踏み跡。
これこそ、一般ルートだろう。
その歩きやすい尾根を下ると、ちょうど駐車地の横にタッチダウン。
17:13。日没前に懸垂下降もすることなく下山完了。
昭文社の赤線、一般ルートを歩くつもりやったのに
なんやかんやでガッツリ歩いてカミさんも楽しんだアドベンチャーな下山でした。
初めてのルートはいろいろあるもんです(笑)

そんな私が講師という重大な役目をいただきました。
三重県山岳遭難防止連絡協議会・三重県山岳連盟 共催の
山登りベーシック塾。
連れて行ってもらう山歩き、赤テープ頼みの山歩き
そんな山歩きから卒業したいとお考えのあなた!
自分で判断して行動して、安全に山を楽しみたいと考えのあなた!
昨年は満員御礼のこの山登りベーシック塾
是非、お早めに、お申し込みを!
https://doc.co/P2wxGv
