高校の時にサッカー部をクビになりました。
サッカーは今でも大好き、せんらくやです。
あ、なぜクビになったかは聞かないでください( ;∀;)
「奇跡のレッスン」という番組をご存知でしょうか?
いろんな世界での一流コーチが指導に行くという趣旨の番組です。
私が観たのは再放送。
先日、観たのは少年サッカーの回。
元フットサル日本代表監督でアジア選手権2連覇
ミゲル・ロドリゴさんというスペイン人の方がコーチの回でした。
このミゲル・ロドリゴという人物、選手としての実績はそれほど目立ったものではないが
その「奇跡のレッスン」という番組の中では
素晴らしい視点と指導力を垣間見ることができました。
そのテーマが「心を鍛える」でした。
とはいえ、いわゆる日本的精神論の「気合いだ!」「根性だ!」「がんばれ!」
という「よくわからない形のない」ものではない。
心を鍛える指導とは
「頭を使い、挑戦する心を養う」
「プレッシャーに打ち勝つ」
「失敗を怖れずに何度でも挑戦する」
ということ。
「頭を使えているのか?」「リスクのないところからは何も生まれない」
という指導の軸のようなものがある。
そして子供たちに、それを実践させるためには「自信」を持たせることが大切だという。
「ああしろ、こうしろ、あれだめ、これだめ」という声かけでは
子供たちはどんどん自信を失っていくのだそうだ。
指導法はいろいろあるだろうが
プレーヤーの自信を失わせる、判断力を奪うような指導はもはや指導ではないことは明確だ。
それは指導者の「教えたい」という欲求を満たしているだけにすぎない。
では、どうしているのか。
彼のやり方は自分で答えを導き出させる方法。
プレーの選択肢をみせて、時間はかかっても、答えは自分で出させる。
彼いわく「自分で見つけ出した答えは一生忘れない」のだそうだ。
指導者は「まず、子供の判断を尊重すること。失敗をみつけても後で指摘すればいい」
とも言っていた。
そして、才能が豊かで自己中心的なプレーに走る選手に対しても
「出る杭を打つことはしない。
ただ、自分の才能を周りのために使う喜びを知っておいてもいい」と。
この回ではサッカーの指導がメインではあるが
練習方法や声掛けで子供たちが自信を高めて
どんどんプレーが変わっていく様をみることができた。
もちろんテレビなので、編集でうまくやっているところもあるだろうが
子供たちの顔と動きに嘘はない。
彼らがロドリゴさんからサッカーを通じて学んだ
「自信を持つこと」「自分で判断すること」「挑戦すること」
そんなことは、今後、彼らがサッカーをやめたとしても大きな財産になることだろう。
これってとても素晴らしい教育だと思う。
そして、親御さんには「褒める」ことを伝えていた。
「今の日本はもっと勉強しろ、いい会社に入れ、とプレッシャーが多すぎる」
と、このスペイン人はいう。
家ではその社会のプレッシャーから子供たちを解放してあげてほしいとも伝えていた。
保護者が自分の夢を子供に託すだけのようなスポーツ少年団、
勝つことだけを目指す中学、高校の部活、
深夜まで試合をさせる東京都の高校野球、
部活をやめたら退学になるような大学、
子供を取り巻くスポーツの環境がどんどんおかしな方向へ向かっているのではと思う。
「子供には子供の想いがあり、大人の都合を押しつけてはいないか?」
なかなか、耳が痛い言葉であった。
クラブチーム、広告媒体、賞金、高年棒のためのプロスポーツ選手育成となれば話は別。
それはそれで、本人が納得していればいい。
ただ、スポーツを教育の媒体にすること、それは違うと思う。
いや、思っていた。
「人のミスを見つけて叱ることは誰だってできる。
だけど、それは臆病者のすること。
そうではなく隠れた良いところを見つけ出す。
はるかに難しい作業だけど私はそちらを選びます。」
そんなことを言っていたこの人こそ「教育」「教え、育てる」人なんだろう。
こんな指導者の下ならスポーツと教育は一緒になれる。
誰にでもある光るところ、本人も気がついていない良いところ見つけ出す。
未来の人間の可能性がまた広がったように感じたこの番組。
私は「子育て」という面ではほぼ終わりかけなのが残念ではあるが
「指導員」という肩書は持っているので、
彼の指導法は大いに参考になるところがあり
自分のものに転換して考えてみたい。

八丁平でみつけたマメザクラ
うちの整体院の宣伝は少なめですが
山登りベーシック塾の宣伝はしつこくやります(笑)
詳細、お申込みは下記リンクからどうぞ。
https://doc.co/P2wxGv

奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち~ サッカー編 ミゲル・ロドリゴ [DVD]/ミゲル・ロドリゴ

¥3,996
Amazon.co.jp
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あ、なぜクビになったかは聞かないでください( ;∀;)
「奇跡のレッスン」という番組をご存知でしょうか?
いろんな世界での一流コーチが指導に行くという趣旨の番組です。
私が観たのは再放送。
先日、観たのは少年サッカーの回。
元フットサル日本代表監督でアジア選手権2連覇
ミゲル・ロドリゴさんというスペイン人の方がコーチの回でした。
このミゲル・ロドリゴという人物、選手としての実績はそれほど目立ったものではないが
その「奇跡のレッスン」という番組の中では
素晴らしい視点と指導力を垣間見ることができました。
そのテーマが「心を鍛える」でした。
とはいえ、いわゆる日本的精神論の「気合いだ!」「根性だ!」「がんばれ!」
という「よくわからない形のない」ものではない。
心を鍛える指導とは
「頭を使い、挑戦する心を養う」
「プレッシャーに打ち勝つ」
「失敗を怖れずに何度でも挑戦する」
ということ。
「頭を使えているのか?」「リスクのないところからは何も生まれない」
という指導の軸のようなものがある。
そして子供たちに、それを実践させるためには「自信」を持たせることが大切だという。
「ああしろ、こうしろ、あれだめ、これだめ」という声かけでは
子供たちはどんどん自信を失っていくのだそうだ。
指導法はいろいろあるだろうが
プレーヤーの自信を失わせる、判断力を奪うような指導はもはや指導ではないことは明確だ。
それは指導者の「教えたい」という欲求を満たしているだけにすぎない。
では、どうしているのか。
彼のやり方は自分で答えを導き出させる方法。
プレーの選択肢をみせて、時間はかかっても、答えは自分で出させる。
彼いわく「自分で見つけ出した答えは一生忘れない」のだそうだ。
指導者は「まず、子供の判断を尊重すること。失敗をみつけても後で指摘すればいい」
とも言っていた。
そして、才能が豊かで自己中心的なプレーに走る選手に対しても
「出る杭を打つことはしない。
ただ、自分の才能を周りのために使う喜びを知っておいてもいい」と。
この回ではサッカーの指導がメインではあるが
練習方法や声掛けで子供たちが自信を高めて
どんどんプレーが変わっていく様をみることができた。
もちろんテレビなので、編集でうまくやっているところもあるだろうが
子供たちの顔と動きに嘘はない。
彼らがロドリゴさんからサッカーを通じて学んだ
「自信を持つこと」「自分で判断すること」「挑戦すること」
そんなことは、今後、彼らがサッカーをやめたとしても大きな財産になることだろう。
これってとても素晴らしい教育だと思う。
そして、親御さんには「褒める」ことを伝えていた。
「今の日本はもっと勉強しろ、いい会社に入れ、とプレッシャーが多すぎる」
と、このスペイン人はいう。
家ではその社会のプレッシャーから子供たちを解放してあげてほしいとも伝えていた。
保護者が自分の夢を子供に託すだけのようなスポーツ少年団、
勝つことだけを目指す中学、高校の部活、
深夜まで試合をさせる東京都の高校野球、
部活をやめたら退学になるような大学、
子供を取り巻くスポーツの環境がどんどんおかしな方向へ向かっているのではと思う。
「子供には子供の想いがあり、大人の都合を押しつけてはいないか?」
なかなか、耳が痛い言葉であった。
クラブチーム、広告媒体、賞金、高年棒のためのプロスポーツ選手育成となれば話は別。
それはそれで、本人が納得していればいい。
ただ、スポーツを教育の媒体にすること、それは違うと思う。
いや、思っていた。
「人のミスを見つけて叱ることは誰だってできる。
だけど、それは臆病者のすること。
そうではなく隠れた良いところを見つけ出す。
はるかに難しい作業だけど私はそちらを選びます。」
そんなことを言っていたこの人こそ「教育」「教え、育てる」人なんだろう。
こんな指導者の下ならスポーツと教育は一緒になれる。
誰にでもある光るところ、本人も気がついていない良いところ見つけ出す。
未来の人間の可能性がまた広がったように感じたこの番組。
私は「子育て」という面ではほぼ終わりかけなのが残念ではあるが
「指導員」という肩書は持っているので、
彼の指導法は大いに参考になるところがあり
自分のものに転換して考えてみたい。

八丁平でみつけたマメザクラ
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