よろしくメカドック、バリバリ伝説、結構好きでした、せんらくやです。
先日、久しぶり(3年ぶりくらい)に来てくださったランナーのお客さん。
電話予約の時点で実によそよそしい話し方で
「何年か前にそちらで施術を受けていたんです」と。
ご心配なく、2回以上施術させてもらった方は忘れませんよ!
てか、レギュラーで来てくれてたしっ!(笑)
久しぶりにうちの施術を受けようとなった経緯は左足が前に出ないとのこと。
ここでいう「出ない」とは一般的な「動かない」ではなく
繊細なアスリートの「出ない感覚」という意だろう。
車で例えると、一般の人は普通に街を走っている車。
アスリートはF1などの微妙なセッティングが必要とされる車。
と、イメージしていただければよいかな。
それはもちろん、どちらが良い悪いではなく、
それぞれに応じた調整が必要だということ。
プロとかアマとかはお金の問題であって、これとは別。
レースに出るために練習をしている時点でアスリートと呼んでもいいだろう。
そして、彼女はその週末のレースに出場するとのこと。
満を持してのせんらくやチューン。
・・・って、プレッシャーかかるし(゚∀゚ ;)タラー
しかし、そこは私もプロ。
いい緊張感を持って体の状態をチェック。
左足が前に出ないということは・・・
股関節か殿筋か?
となると骨盤、腰椎、腰仙関節なども練習の負荷で固まっているか?
その力が逃げ切らなくて、背中も首もロックして呼吸も浅いか?
いやいや右の足首も何かあるかも?
いろんなことを想定しながら施術をすすめる。
整体は故障した箇所を「治療」する術ではない。
故障の元になったバランスの不具合を整える術であり
治療はドクターや柔整、鍼灸師さんにお任せします。
なんやかんやで、1時間の調整が終了。
からの・・・レースが終わってもう一度来られた。
結果は見事、優勝!
整体の翌日の練習からスムーズに、思った通りに脚が出るようになったそうだ。
だから、「整体、すごい。せんらくや、すごい。」ではない。
これは彼女の実力と日頃の練習があってのこと。
ただ、そんな彼女の栄光にちょっとでも関われたことがうれしいと
いうことをこのブログで伝えたかった!
整体師はあくまで陰で人を支える職業。
彼女のようなアスリート(プロアマ関係なく)が
実力を十分に発揮してくれるのももちろんそうやけど
人の生活が生き生きとしたものになってくれることが
整体師としては一番うれしい。
優勝おめでとう!
キラキラいっぱいつけといたで!(笑)
次のレースでも気持ちよく走ってきてや!
痛むこと気にしないで、気持ちよく走れれば結果は自ずとついてくる!