チェーンを装着した四駆は無敵やと勘違いしていました、せんらくやです。

カウンセラーの基本技能である傾聴技法。
私はカウンセラーの勉強をするまで、正直、この技法を
「聞くだけでいいんやろ」とこれも大きな勘違いしていた愚か者の一人でした。
 
ただ「聴く」だけではなく、「聴き方」があるんです。
 
相談事を聴くときに知らず知らずに言っていたことが
実は相手に壁を作らせていた、あるいは問題解決能力を奪っていた可能性があります。
それが、「コミュニケーションを拒む12の障害」というものです。
 
①命令・指示 ~しなさい。何かをするように、又はしないように指示する。
②注意・脅迫 あることをすれば、どんな結果になるかを言う。(こうしたら、ああなる等)
③訓戒・説教 何をすべきか、しなければならないかを言う。
④忠告・提案 どうしたら問題を解決できるか、助言や提案をする。
⑤講義 事実、情報、論理、自分自身の意見などで相手の判断に影響を与える。
⑥批判・非難 相手の判断に対し、批判的判断や評価を下す。
⑦賞賛・同意 相手の判断に対し、肯定的な評価を下す。
⑧侮辱 相手の存在価値をおとしめる評価をする。
⑨分析・判断 相手の判断に対しての動機を解説する、又は原因を分析する。
⑩激励・同情 相手の気持ちを良くしようとする。今の気持ちから抜け出させようとする。
⑪質問・尋問 原因・動機・理由を知ろうとする。
⑫ごまかし・中止 冗談でまぎらす、相手の注意を他へそらす。
(一部、日本心理カウンセラー養成学院テキストより)
 
あくまで、問題の所存が相手にあって、こちらは問題が無い場合が前提ですよっ!!
 
どれもこれも、普通に悪気もなく、モノによっては良かれと思って行っていることもあります。
実はこれらが問題を抱えた人の潜在意識に壁を作らせる、コミュニケーションを拒ませる
聞く耳を持たせなくしている可能性があったのです。
 
私自身、カウンセリングの勉強をしていた時にこのことを知り
今までの自分をふり返って、大きなショックを受けたことを今でも鮮明に覚えています。
 
しかし、心理学は人を裁くための学問ではなく、人が幸せに豊かに生きるための学問です。
これらのことを理解して親子や友人、仕事関係、人との関わりを行うと
自分だけでなく、周囲の人も幸せになるはずです。
 
細かいことはこのブログだけでは伝えきれませんが
せんらくやではいつでもお話しを伺いますので一度ご相談ください。
 
チェーン装着した四駆でも雪で隠れた側溝にははまってしまう。
ええ勉強させてもらいましたチ───(´゚ェ゚`)───ン