2010年だったかな?
NHKの朝ドラ、「ゲゲゲの女房」の中で水木しげるが
「大切なことは全部この本に書いてある」というセリフに触発されて買った「ゲーテとの対話」。
4年の月日を経て、昨年、ついに上巻を読み切ることができました。

そして、その大切なこともなんとなく、理解できかけてきました。

ゲーテが生きていた1800年ごろの人間も
2014年の人間も差はないもんなんやと感じてしまいます。
牧歌的な文体も結構、はまってきました。

そこで、その「ゲーテとの対話」の中巻と下巻も購入してしまおうと
気合いを入れてアマゾンをポチっとしようと思ったのだが
「ちょっと待て、アマゾンで購入したらどこにお金は行くんやろ?」
てな、ことを考えてしまいました。
これが都市集中型経済で大都市だけにお金が集まっていく仕組みなのか?


これ、もし近所の本屋で買ったらそこの売り上げになるのか?
それなら、近所の本屋で昔みたいに「お取り寄せ」してもらおう。
と、近所の本屋さんに行ってきました。



一週間ほど待つのかな~とちょっとわくわくしておりましたら、
翌日に入荷したとの連絡が入りました。

アマゾン並みのスピードでしたが
これでわずかながら地域経済に貢献できたのだろうか?

実際、それがどうなのかは、田舎の整体師にはわかりませんが
ネットでポチってして本が家までやってくるというのは便利やけど、
自分で本屋まで行って、注文して、楽しみにして、
取りに行って、楽しむってのも、「昭和的」かもしれへんけど
これはこれでなんかよかったな~。

情報の入手スピードとその価値観ってのにも自分の中でリンクしていて
それはそれで、またいいテーマになりそうなのでまた機会に書いてみたい。