今年は庭のビワが大豊作でしたが、全部、鳥たちの餌になっていました。

人間は他に食べるものあるし、ええか…自然にやさしい、せんらくやです。

 

予告どおり「どうやって整える」と書きましょう。

 

「どうやって」の前に

「整える」からには「整っていない」ものが必要なのです。

ぼくの場合は対象が人ですので「整っていない人」になるわけですが。

では『整っていない人』ってどんな人でしょうか?

 

いろんな考え方があるのでこれはあくまでも「せんらくや」の考えということを加えておきます。

人間に限らず生き物の多くはそうですが酸素を吸って二酸化炭素を排出して

心臓が動いて血液が流れ、循環して、生命活動を維持しています。(まあ他にも、定義はあるでしょうが…)

 

活動していく上での「偏ったからだの使い方」によって

様々なアンバランスを生み出されその循環の妨げになるものが表れてきます。

いわゆる「コリ」と呼ばれるものです。

その「コリ」が発生することにより筋肉中の毛細血管内の血液の流れやリンパの流れが滞って

疲労物質を排出することや、栄養を送ることに支障をきたします。

それはごくわずかなもので大抵の場合は

質のいい睡眠や休養、運動、ストレスを発散することなどで解消されますが

そうでない場合には様々な不調の原因、時には大きな疾病に変化することもあります。

そして、この「コリ」がいわゆる「ゆがみ」や「ズレ」と呼ばれるものを生み出します。

 

写真を撮ったときに自分では真っ直ぐのつもりなのに首が曲がっていること、

足の長さが違う、腰骨の高さが違う、

スカートが回ってしまう、O脚、肩の高さが左右で違う…

などなど、上げだせばキリがないくらい多くの現象を起しています。

もちろん、元々の体型や骨格に由来するものもあるので全部悪いわけではなく個人差はあります。

そして、みんなが骨格標本のようになるのはありえません。

それは「整体」ではなく「形成外科」あるいは「サイボーグ工場」です。

ただ、そういった事象が身体の表している一つのサインであることは多いです。

 

余談ですが、よく「骨がズレている」「骨が歪んでいる」といわれたということを聞きます。

そもそも骨と骨をつないでいるものは靭帯や筋肉と呼ばれるものなので

これはあくまで「表現のひとつ」だと思います。

 

その「コリ」によって関節の可動域に制限がかかっている(動きにくくなる)人や

筋肉が固くなり正常に伸び縮みしなくなった人、痛みがある人、

また、循環が滞っていることで意欲的に考える、活動することが難しい、

寝ても疲れがとれない人のことを『整っていない人』と考えています。

 

そしてその「整っていない状態」を細かく見て

「コリ」のある箇所だけでなく、そこに「コリができる元」の部分も探しだすのが

「せんらくや」の真骨頂です。

 

ここまで書いておいていうのもなんですが

実は「どうやって?」という方法論は特筆すべき派手なものではないんです。

てか、超~~地味でありまして

見ている人は「何してんのはてなマーク」と退屈になるし

写真の時は本当に画になる動きがないので困るくらいです。

受けている方も「何してんのはてなマーク」って感じですが

受けている方は「柔らかくなった」「軽くなった」「動きがよくなった」「痛みが減った」など

何らかの変化を感じることが多いです。

 

 

手技の多くは関節をそっと動かしたり

あるポイントにじっと指を置いておくだけだったり

手を当ててそっと動かしてじっとしていたりしながら

「からだ」が変化を始めるのを待ちます。

その時、その状態によって異なります。

もちろん、強く痛みを出すような手技はありえません。

(痛みの確認をする事はありますが、後の確認にその痛みは減っている事が多いです。)

 

そう実は手技そのものよりもその「整っていないからだ」を

「どうすれば整うかはてなマーク」「どうして整っていないのかはてなマーク」を見つけること

つまりは「全体的にからだを見立ててバランスをとること」

「整体」でもっとも「大切なこと」だと考えています。

だから、痛みのないところばっかり触っていることもあります。

「そこ違うねん」とつっこみいれないでちょっと待ってみてください。

そうすることで重心が整うので終わった後や、しばらくたつと「なんか軽い」という感覚をうけます。

 

うん、うん、ちょっと整体師らしいブログが書けました。

そのうち「こんな人がよくなったよ~」なんて事も書きたいと思います。


例えばこんな人は多いかなひらめき電球
湖南市の整体せんらくやのブログ

肩甲骨が硬い人はこれができない、あるいは片方だけができません。

試してみてください。