あれから、1年です。


多くの方が様々な思いがあることでしょう。


このテーマでブログを書くのは何日ぶりなのでしょうか?




実は先日、初めて去年の今頃の自分のブログを読み返してみました。


感情のまま、パニック状態、憤りのない気持ち。


ブログ用に発信しているので


なんとか押さえようとしていたことを覚えていますし


文章からそれを感じる事ができました。


「もっと、こう書けばいいのに。」と思うこともありました。






僕自身、絶対に「あの出来事」から何かを学ばなければいけない。


何かを変えなくてはいけないと、あの場所で感じ、考えてこの1年を過ごしました。


実は人生が大きく変わった1年でした。


今まで漠然と考えていた事を明確にしなければならなくなったことです。




どう生きるか。


どう死ぬか。






考えた結果、


今のぼくは去年のぼくとは大きく変わりました。




去年の今日、ぼくは山には行っていませんでした。


去年の今日、ぼくはフルマラソンを走ったことがありませんでした。


去年の今日、ぼくは笑うことの大切さに気付いていませんでした。


去年の今日、受け入れる事の大切さに気付いていませんでした。




ぼくが変わったことはどれもこれも自己満足で稚拙なことかもしれません。


しかしその中でぼくなりに今日の一日がいかに大切で貴重な時間なのかを学びました。




あまりにも大き過ぎる犠牲から学ばせていただきました。








去年の今日、ぼくは憤りを感じていました。


「なんで、ぼくじゃなかったのか?」


「なんで、彼らは助からなかったのか?」


「なんで、みんな自分のことばっかり。(自分もそうなのに…)」


いろいろな事柄に不平や不満、愚痴を大きく感じていました。


「いい加減にしろ、政治家。」


「いい加減にしろ、マスコミ。」


どうしても、受け入れることができないことがたくさんありました。




今年のぼくは知っています。


人はみな、「違う」ということを。


違うからこそ、知りたくなり、新しい発見があり、分かり合える喜びがあり


分かり合えない辛さもあり、自分を成長させてくれる


尊い存在であると言うことを。




多くの人はわかっていた事かもしれませんが


去年のぼくがわからなかったことを、今年は知っています。


「受け入れる事のやさしさと強さ」


あの大き過ぎる犠牲から学ばせていただきました。




ぼくの施術室にはこのポスターが貼ってあります。


毎日、これを眺めて施術をさせていただいてます。




湖南市の整体せんらくやのブログ


ぼくにとっては、10年分くらいあるかのような長い1年でした。



そして続けていきたい。