裸族でいると思春期の娘に叱られる、せんらくやです
第二回の山行に行ってきました
鈴鹿国定公園、滋賀県日野町にある綿向山(わたむきやま)です。
標高1110m。鈴鹿山系の一峰で古くから神を祀り
大衆に親しまれてきたという山です。
今回はカミさんも同行。
カミさんは一応、初ハイキングです
いろいろなルートがあるそうですが
のぼく達はもっとも安全な表参道ルートを選択。
8:30、スタート。
しばらく歩くと砂防えん堤がある。
この日も暑くなることが予想される。
前回の失敗から、予備の水500mlを凍らせて
おにぎりとお茶を保冷バッグにいれてザックに仕込んでおく。
万が一のヘッドランプも救急セットも今回は仲間に加わった
シルバコンパスも使い方はもう一つ自信がないが連れて行く。
山用のニッカもハットもゲット
9:30。3合目。
10:08。5合目。
ジグザグによく整備された道を登っていく。
これなら、さすがのぼくも迷いようがない。
読図練習のため、マップとコンパスをみながら進む。
途中、地元の方がペットボトル片手にすごいスピードで上がっていく
ぼくたちはのんびり、のんびり
10:30。
7合目。
行者コバとよばれる場所。
小さな社が建てられてある。
ここから、ブナの原生林。
早い人はもう頂上までいって降りてこられた
少し、曇っているけど景色はいいらしい
ちょっとアドベンチャーな道もある。
水が沸いていてぬかるんでいるので
滑落しないように気をつけて渡る。
森のいろいろな音、涼しい空気、
こういう木々に囲まれて休憩を取る。
山の中に入らせてもらえた感謝の気持ちがわいてくる
頂上を目指すのもいいが
このように山の中にいることにはまっているかもしれない
笹が増えてきたらもうすぐ頂上
11:18。頂上に到着
雲の中の頂上は写真でみるよりも眺望もよく
涼しくて、とても心地いいところでした
秋冬の澄んだ日にはこの先に
北アルプス穂高岳、木曽御嶽山、恵那山
南アルプス塩見岳なども望見できるそうです。
頂上でおにぎりを食べていると
後から男性が登ってこられた。
話を伺うと「南」行くための体試しに15kgの石を背負って
登ってこられたそうで、山暦30年の方でした。
(ちなみに「南」というのは方角ではなく「南アルプス」のことらしい)
この方はぼくの住む近くの野洲の方で
「湖南岳友会」に所属しておられるそうだ。
山歩き勉強会、読図勉強会などもしてるそうで
本格的に山をやるつもりのぼくにとってはいい出会いでした。
敷居が高くなければ、是非仲間に入れてもらいたいと思う
14:30。
無事下山。
山を降りるときはさみしい気分になる。
山ビルがいるそうだがぼく達は遭遇しなかった。
えん堤の川の冷たい水で少し涼む。
後日、お客さんでこの綿向山の近くに住んでる方がおられるので
「綿向山、登ってきました」と伝えると
「え~、何でそんな所小学生の時に登ったよ~
」とのこと・・・
いいんです、山ビギナーなんで
今度は樹氷を見に、冬の綿向山に行ってみたい