金曜日の夕方

パッキングをしているとカミサンが

「ウキウキするの?」と問いかけた。


「う~ん、それは無いな・・・ウキウキはしていない。

使命感?なんやろう?

行くぞって決意的なものはあるかな?・・・でもそこまで重くない。

楽しい?いや、楽しいは違うな・・・でも行きたくなるねんな

・・・・変な感じやわひらめき電球

揺れる想い、せんらくやですあせる




ゴールデンウィーク以来2度目、今回は2日間だけでしたが

宮城県亘理町でボランティアをさせていただきました。

当日ご予約の電話をしてくださった皆様、

ここで改めてお詫びさせていただきます。

申し訳ありませんでした。<(_ _)>



さて約1カ月ぶりの亘理。

ボラ仲間との再会の喜びも終えて

1日目のボラセン内の整体ボランティア。

「また、来てくれたの!!覚えてる!?

「楽しみに待ってましたよ!!」などと

声もかけてくださり本当にうれしかったですアップ

センター長の佐藤さん、受け入れてくださってありがとうございました。

前回のリピーターさんも含めて

なんと20人以上の方に施術させていただきました。

おかげさまで準備開始後から夕方5時までほぼノンストップで施術していました。

(この状況が毎日、滋賀で起これば俺は左団扇やな~なんてことは・・・・ちょっと思ったべーっだ!



亘理ボラセンのブログにも載せていただきました。

http://msv3151.c-bosai.jp/index.php?module=blog&eid=19288&blk_id=10929




この日は加藤登紀子さんのライブもあり

亘理ボランティアセンターは大賑わいでした。


そして終了後、地元の斎藤さん宅で食事をいただきました。

スリープレス、オールナイトドライブ、ノンストップ整体後の

お酒はホンマにやばかったショック!

次の日に残らないように程ほどにしました。あせる

でも、おいしいねんな~

佐藤B作の弟の漬物とか

鳥の海で売ってたイカの塩辛、

山男のニラスープなどなど

ずっといたらボランティア太りしてしまいそうですダウン


湖南市の整体せんらくやのブログ

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噂の炊き込みご飯は二日目の朝に作りました。

と言っても、美味しく炊いたのは、

ルシーナさん、PKO佐藤さん、ジムニー井上さんの

アウトドア野郎どもでしたがニコニコ

受けはよかったので一安心、ちょっとどや顔w

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五右衛門も相変わらず。


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そして2日目は荒浜地区のすぐ海のそばで

ガレキ撤去のボランティア活動をさせていただきました。

個人の敷地内にあるガレキ等を道路付近に集めておくことで

行政が重機で撤去してくださるそうなのですが

そこまでは人力で片付けていかなければならない。

この日のお宅は昨日からの継続の案件で

およそ20人で二日間かかって片付きました。


海の200m程ということもあり投網が絡まっていたりして

作業する時はナイフ、カッターなどの工具も必要です。

この日は気温も上がり中々な暑さでした。


お宅の写真は撮っていませんが

これはその周りの景色です。

この辺り一帯は住宅地だったそうです。


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あれからおよそ100日が過ぎて

報道の量も減ってきて、仮設住宅が増えて、避難所も減り

体制が確立されているところもでてきて

被災地が「落ち着いてきた」と感じることもあるだろうが

実際は「慣れてきた」という方が正しいのではないだろうか?


確かに津波の被害の遭った道路も

この1ヶ月でずいぶんと片付けられていた。

本当に素晴らしいことだと思う。


しかし、まだまだ、マイナスをゼロに戻している段階である

ということは間違いないと思いました。



みなさん、

「ボランティア偉いね、大変だね、凄いね、尊敬します」など

と声をかけてくださります。

それは本当に嬉しいことなのですが

私自身、特に「難しい」こととは思っていません。

土日の連休があれば滋賀県くらいからなら可能です。



例えば交通費。

今回私は滋賀県から車で移動しました。

確かに約800kmの距離は遠く感じますが

友人と二人で行ったので運転は交替で、一人当たり約4時間の計算。

ガソリン代は一人当たり一万円未満。

これが3人、4人で割れば負担はもっと減ります。

高速料金は申請したので無料。

テント泊、車中泊なので宿泊費はなし。


ボラ仲間に振舞うためにお酒、炊き込みご飯の材料は3000円ちょっと。

しかし、朝ごはんも夕飯もいただいたのでチャラでしょうクラッカー

昼はコンビニで購入。数百円。

水はボラセンでいただいた。

風呂は今回は入っていないが自衛隊のお風呂は無料。

ゴーグルや手袋、マスク、長靴、中敷、道具はボラセンで借りられる、無料。

必要なのは汚れてもいい捨てるような服、タオル、これも家にあるものでいい。



こうしてみれば思ったより負担はないと感じていただけるのではないだろうか。




ボランティアから帰ってきた人たちの顔は

疲れているのに満たされている顔をしているキラキラ

整体をしながら話をしていると

「傍観者で終わりたくなかった」

「疲れたけど来てよかった」

「絶対、また来ます」

そんな声を多く聞く。

みんなちょっと勇気を出して

いろんなところから、いろんな想いで、いろんな人がやってくる。

これオールJAPANfor亘理ですよ日本代表



捨てたもんやないな・・・合格




行動する、刺激を受ける、考える、そして、心が満たされる、

行動が広がる、様々な出会いもある。

不謹慎かもしれないが、この震災は多くのことを学ぶ機会を与えてくれている。

きっと、そうでなければいけないはず。



私自身、ブログで知り合った方ともお会いすることができたし

一生涯の趣味になるであろう登山と出会うきっかけにもなった

物質にこだわらない生き方を再認識できた。そんな話もできた。

「ボランティア活動をする人」という基本ベースがあるから

自然と通じ合うところもたくさんある。



それが誰かの役に立つってのがまた、うれしい。



あっ、一の蔵を買ってくるの忘れたから、また行きます。チョキ

その折はよろしくお願いします。