かに座です、せんらくやですかに座

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いただきました、甲羅酒最高!
ある意味、共食い?



2010年は「ゲゲゲ~」の年ということでした。
そのドラマを通じてもう一つ大きな出会いがありました。
それが「ゲーテとの対話」という本です。

ゲーテとの対話 上 (岩波文庫 赤 409-1)/エッカーマン

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僕は素晴らしい曲、バンド、人物などと出会ってしまうと
どうしてもそのもののソース、ルーツ
彼らがどのようなものを
見て聞いて感じたのが知りたくなってしまう癖があるのです。

そこでこの「ゲーテとの対話」。
水木しげるさんの愛読書で戦地にまで持っていかれたという本です。
彼の素敵な人格を構成しているものの一つであり
ドラマの中でも時々その本からの引用がでてくるので一度読んでみました。

僕自身以前に一度、
ゲーテの「ファウスト」という本を読んだことがあるのですが、
文体が高度すぎて挫折した記憶があります。ガーン
しかしこれは「ファウスト」とは異なり
著者のエッカーマンという人が
ゲーテと過ごした日々を日記のように記録したもので
著者のフィルターは透ってはいるであろうが
「ゲーテ」という人物がリアルに感じられる本でとても読みやすい本です。チョキ

まだ上巻しか読んでいませんが
その中にある素敵な言葉の数々は
「なるほど、200年もの間、多くの人類がここから学ぶはずやわ~」と感心しました。
あのシュタイナーの神智学にもゲーテの言葉は引用されていますからね。ひらめき電球

恐らくこの本は一生涯を通じて
読むたびに
その時々の自分の状況にあったものが
見出せる、学べる本、
そして心を豊かにできる本だと思います。



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