時には、まじめな整体のはなしを
先日こられた、3日前からひざの内側が痛むという女性の方。
痛む箇所はひざのお皿の下、少し内側。
ひざを内にねじる動作で痛むらしい。
まずは立った状態で体を確認すると内股O脚である。
O脚には大きく分けて内股と外股のO脚がある。
女性の多くは内股のタイプである。
すねの外側がよくつるそうでこれも内股O脚の大きな特徴です。
内股なのにO脚
と疑問に思う方もいるだろうが
それはまた今度。。。
太もも周りの筋肉がカチカチなので緩める。
ふくらはぎの裏の硬さを調べて緩める。
以前、ひざの話をした時に
経絡の脾経との関係のことを書いたと思うが
今回はそれとは違っていた。
http://ameblo.jp/senrakuya-blog/entry-10200524049.html
(他にも胆のうと膝下筋の関係もあるがそれでもなし)
ひざから下が後方に引っ張られていたのでそれを調整。
ひざから下を前に出すような感じかな。
この時点で少しずつ痛みに変化が出てきたようだ。
いい感じである
続いて股関節の軸の調整をしてみると
ちょっと変化がはっきりとしてきたようだ。
続いて骨盤の開きと腰椎2番の操作。
この時点でかなり痛みがなくなってきた。
自分で動かしても痛みの箇所が絞られてきた感じ。
背中もかなり硬くて時間のゆるす範囲でゆるめて今回はここまで。
施術後、からだの状態を確認すると
全部は取りきれていないものの70%減とのこと。
折角なので自分でできる調整法も伝えながら
操法をやってみてみると
「おお~楽、楽。さらに楽」
元々O脚が原因での痛みだったので
O脚矯正の感じで操法を入れていったので
ひざの閉じ具合も変わったようだ。
「おお~~~こんなにひざが閉じやすいことは人生で初めて」
と喜んでおられた。
O脚が原因のひざの痛みの良い例ではあったが
生活習慣の改善や筋力バランスの維持をしていかないと
また痛む可能性は少なくない。
痛みが出てからではちょっと遅い。
しっかりバランスの改善をしてもらいたいものです