「先生、整体って背、伸びるんですか?」とお客さん。
「 なんでですか
」とわたし
「実は、前まで同じくらいの背だった友達がいるんやけど
最近、私が見下ろしてるんですよ。」
「あ~そういうことですか
ありえますね~、ほら~○○さん、うちに来出したころは
肩こりの猫背でこんな風に(背中をすぼめるかっこう)やったもんね~
計ったことないけど、姿勢、よくなってちょっとくらい伸びてるんとちゃいます」
「こないだはうちの息子がインフルエンザやってんけど
わたしは全然、何ともなかったし。今までやったら一番にやられてたのに
先生のいう、自然治癒力が強なったんかな~」
「そうやったら、いいですね~わたしもうれしいですわ」
初めはお医者さんからも見放されていたような
ひどい肩こり、頭痛などの不定愁訴をお持ちだった方との
施術中の会話です。
「つらい状態から抜け出したい」
そんな強い思いと行動が彼女を変えたのでしょう。
整体を続けて自分のできる範囲での運動と飲み物を水に変える。
筋弛緩剤はもう服用していません。
人は変わりたい(治りたい)といいながらも
なんとなく今の自分を受け入れて
「まあ、いいか。こんなものか。」
と納得しているところがあるように思う。
少しだけ変えればいいはずなのに。
一本の直線を描きます。
その上に平行の線をもう一本描きます。
その二本の線はいつまでたっても同じ幅で
交わることも離れることもありません。
そうですよね、平行線だから
しかし、もしその線を1度でも変化をつけて描いたら
その線はどんどん変化を続けて
いつしかスタート地点からは大きく変化しているものになる。
わたしのクライアントでこの年明けから
通勤時、一駅前で降りて歩いている方がおられる。
それがとても楽しくて気持ちがいいそうだ。
昨年は、原因不明の体調不良だった彼女が
少しづつ元気を取り戻し、自分でも変わるために始めたこと。
生活の中に組み込んでいくやりかた。
自分のできる範囲でやること。
それでいいんです。
すばらしいことです。
毎日でなくてもいいからその変化を続けましょう。
たった一つの変化がいつか大きな変化になっているでしょう。
誰もができるんです。
あなたも、わたしも。
私の整体が少しでもその気づきの方向に向かえば幸いです。
そんな、わたしも今年は一年計画の肉体改造
がんばるぞ
Change yes、I can(←なんで小さいね~ん
)
整処 千楽也