整体に来られる多くの方が女性です。
しっかり数えたわけではないですが
うちでは約8割が女性です。
きっかけはやっぱり「肩こり」「腰痛」なんですが
うちの整体をわかっていただけると
「実は乳腺炎で・・・」「実は生理不順で・・・」
とか内容が少し深くなってくる。
中には「ちょっと風邪が治らない」とか「のどが・・・」とか
「口内炎が・・・」とかいろんな「主訴」をもってこられます。
普通そんなんで整体には来ぉへんやろ~とツッコミそうに
なりますが、まあ、それだけ信頼されているということで、
もっといろいろ勉強しがいがありますし、喜んでおりますが・・・
そこでこの季節には必ず多いのが冷え性です。
では冷え性の定義とは
これは一般的に「病名」ではありません。
冷え性に関する本によりますと
「体の特定の部位だけが冷たく、不快に感じられる状態」
のことで、通常6ヶ月以上続く場合をいうとなっています。
まあ、寒くなれば「冷たくなる」のは当たり前ですが
冷え性の方は「冷えを敏感に感じる」「一度冷えるとなかなか
温まらない」というのも特徴のようです。
原因はいろいろあるようですが
主に、下肢の血液循環の不良です。
骨盤のゆがみや水不足、生活習慣などを
改善して行く事が効果的です。
ではどのような事をすればいいのか。
ちょっと紹介したいと思います。
その① 入浴方法
うちに来られる冷え性の方の多くが
間違った入浴方法をしておられます。
熱いお湯に肩までつかるはダメです。
これでは心臓に負担をかけてしまって
皮膚を刺激してストレスを与えてしまいます。
そして、長くつかれないため表面の皮膚だけで
体の芯、つまり内臓まで温めることが出来ないのです。
そしてその内臓の冷えがいろいろな婦人科系の
症状を引き起こす原因となる可能性もあります。
そこで40℃くらいでみぞおち辺りまでつかる。
時間は、15分から20分。
先日紹介した、温冷水浴もいいでしょう。
肩は時々かけ湯して冷やさないようにして
浴室も温かくしておくことが大切です。
普段、熱いお風呂に慣れている方にとっては
かなり厳しい入浴法ですが
続ける事で効果は高まっていきます。
今日は大寒です。
好きな入浴剤とか本とか音楽いろいろなアイテム
を活用して楽しんで試してみてください
そして水の補給もお忘れなく
あ、タイトルにあった水の事わすれてた
また、今度書きます
整処 千楽也