小学3年生のうちの息子はサッカーをやってます。
去年からやっているのですが
どうしても一生懸命になっていないという印象でした。
まあ、別にプロサッカー選手にさせようとかは
思ってないのでいいんですけど・・・
(ここでの「させよう」は親からの目線で本人の想いとは関係ない)
ただ、一生懸命にやる事の意義と
何かを達成した時の感動だけは幼い頃に
味わっておいてほしいと思っていました。
そこで昨年の春休みから、夏休み、今年の冬休みの終りに
「ボールリフティング試験」を行ってきました。
出来なければ「丸坊主」。
出来れば「普通に散髪」。
達成後のご褒美はありません。
このボールリフティングはボールを上に蹴って落とさないように続けるのですが
継続した練習をしなければ絶対に出来ないもので
練習しただけ上手くなるというとてもわかりやすいものです。
春休みは「10回、時間無制限」。![]()
バランスは安定していないけどなんとか成功。
夏休みは「20回、時間無制限」。![]()
ここから一つの壁が始まる。
しっかりとバランスができないと出来ない回数。
ここもかなり練習したようで成功。
そしてこの冬休み「30回」だったのですが
さすがにここまできたらちょっとの練習で達成できる目標。
バランスはある程度出来ているので
「集中力と本当のバランス」が必要な
「50回、制限時間15分」という課題に設定しました。![]()
この課題を聞いた時、「次は30回、余裕やな」と思っていた
彼にとってはかなりの衝撃だったようです。![]()
そして彼には決定的な弱点があったのです。
体が後ろに反れてくることと、
左足のキックが足の内側に当たるくせでした。
この2点だけ伝えておきました。
そして試験当日。
3度目のトライでなんと152回
の
リフティングを達成したのです。
それは本当に完璧なバランスと集中力でした。
本人もプレッシャーから解き放たれてすごく感動して
大きな自信になったようです。![]()
かなり頑張って練習した事でしょう。
暗くなっても外でボールを蹴っていました。
諦めないで続けたその練習が
大きな達成感になったはずです。
これからもその諦めない気持ちを持ち続けて欲しいものです。
そんな冬の寒い中、頑張る子供をみて
「負けてられないな」と
ひそかに感じた私でした。
これからもさらに勉強して多くの人に喜んでもらえる
整体ができるように挑戦です。![]()
整処 千楽也

