「整体をすれば丈夫になる、元気になるということだけでは
整体の目的が達せられたとはいえないのであって、
誰もが元気に生きる力を持っているという
自分の体の構造を自覚し、
その力を発揮するように心掛ける人を
一人でも多くすることが目的なのであります。」
この言葉はわたしが奈良の朱鯨亭で
整体の勉強をさせていただいていた時に出会った言葉です。
ええ言葉でしょ?
野口晴哉という整体界では有名な方の言葉です。
わたしは野口整体を主にやっているわけではないんですけど
この言葉はわたしが整体を行う上で常に考えていることの一つです。
私の整体ではよくお客さんに細かい痛みの変化を確認します。
「施術前と後」ではどのくらい変化があったか?
何パーセント減った?とか
どんな感覚ですか?とか・・・
中には「よくわからない」という方もおられますが
それでもいいんです。![]()
なぜならこれには私なりの考えがあるからです。
それは「自分の体の声をしっかり聞く」
という行動をして欲しいのです。
例えばゆがんだままの状態を長く続けることで
体は様々なサインを出しているのに気付かないで
放ったらかししてたらえらい事になってた・・・![]()
みたいな人はとても多いんです。![]()
整体に来て「楽になった、
よくなった、
気持ちよかった
」
と思ってもらうんはめっちゃうれしいん
やけど
それだけではアカンのです。![]()
やっぱり維持していってもらいたいし
もっとからだを大切にして欲しい。
だから「毎週、来て下さい」っていうのは簡単やけど
それやと「整体依存症」の人が増えていってしまう。
これではアカンのです。
わたしは最終的には卒業してもらうような整体を目指してます。
どうなったら卒業かは人それぞれやけど・・・
卒業して自分でケアする人を増やす。![]()
自分の体の声をしっかり聞いて
自分を大切にする人を増やす。![]()
そういう人が増えたら自分で命を絶つような人や
人を傷つける人が減って
人が人にやさしい、尊い命に感謝できる人が増えて
もっといい世の中になるんとちゃうかな~
ってすごいえらそうな事を時々妄想してます![]()
ココにいます↓![]()