今日はいい天気ですね
こんな日は外で過ごしたいですけど、私は屋内でお仕事
肩こりのお客様は相変わらず多い。
温かくなってきて少しは減るのかなと思ったけどそうではないようで・・・
この「肩」というパートは人間の骨格構造の中でもかなり複雑な方でして
一言に「肩こり」といっても原因は様々です。
そこで一つずつ問題を解決していく上でわたしはこの筋肉に注目しています。
それは小胸筋です。
この小胸筋は大胸筋(サッカーの試合前の国歌斉唱の時に手を当てる部分)
の深層にある筋肉で簡単に言えば肋骨(ここでは上の方のあばら骨)と
肩甲骨を内側から繋いでいる筋肉でいうなれば宙ぶらりんな肩甲骨を
胸部に固定してくれている偉いやつです
こいつが硬くなって縮んでくると肩が前の方に出っ張ってくる
↓
肩甲骨が広がってくる
↓
肩の動きが悪くなる ← 背中が硬くなる
↓
肩がこる
ということにもなるのではないでしょうか
またこの小胸筋の真下には腕神経叢が通っているため
硬くなることで神経を圧迫して手のしびれやなんかを引き起こす
原因のひとつにもなっている事もあります。
その他に胸郭に動きに関わる為、呼吸にも影響がでるようです。
肩こりのお客さんにこの小胸筋を弛める施術を施すと
姿勢が伸びて背中がスッキリする感覚や
女性の場合、ブラジャーのストラップがずれなくなったなんてこともあります。
では、自分で弛める方法はないものか
ありますよ
左の小胸筋を弛める場合
右手を左わきの下に差し込みます。
人差し指から小指はわきの下、そして親指ではさむ。
いいですか
大事な神経や血管がイッパイそばを通っているから
そ~っとですよ
それを下のほうに10秒程ひっぱります。
いいですか
くれぐれもやさしく
いかがですか
肩がうしろがぽかぽかして後ろの方に動きやすくなりませんか
筋肉はゆっくり、そっと扱ってあげてくださいね、
でないと余計に硬くなりますよ。
実際の施術ではまた違った方法やその他関係する
筋肉も弛めますので自分でやってみて実感がなかった方
は是非こちらへ↓
ではまた、ばいなら、ならいば・・・