最近、若いお客様が多い。
見た目、そんなに悪そうでもないんやけど
これが結構、手強い。
身体の状態をみてみると
筋力が弱く柔軟性が無いんです。
こういうことがゆがみや体調に大きく
影響しているのではないか思います。
そんな場合、まずは無理なく段階をかけて緩めて
徐々にいい筋力をつけていってもらう。
もちろん、時間をかけながら家ででもできるように・・・
ちょっとしたパーソナルトレーナーみたいになってしまいますが
トレーニング的なことも覚えてかえってもらいます。
そうして元気になっていってもらう、そして「卒業」してもらう。
これがわたしの目指す整体なのです。
しかし、なんでこんな事になったんやろう?って考えます。
とてもきつい症状の年配の方をみていると
「もし10年前から、整体をしていたらいたら、もっと早くよくなるのに・・・」
とか思う事も少なくない。
または、「歩いていれば整体に来なくても元気だったかも・・・」
おとなになると歩く量は極端に減る。だから、若い頃から歩くべきです。
ところが20代の方々の場合はどうすれば・・・
彼らはもうすでに歩けない身体になっています。
やはり子供のころからの運動が大事になってくるのではないでしょうか?
うちに来れれる方に「歩いてますか?」と聞くと
ほとんどの方が「いいえ」と返ってきます。
「そんな、暇がない。」こんな理由が少なくありません。
スピード化された現代が歩く事を許さないようになっているようにも
おもいます。
- 足力(あしりょく)/阿久根 英昭
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この本にはわたしが最近感じている疑問のヒントがありました。
「対象年齢:幼稚園児~100歳男女まで」となっています。
子供の低体温、異常骨折、生活の夜型リズム化は足力低下が原因です。
大人の肩こり、腰痛、生活習慣病は、骨盤のゆがみが原因です。
今、このブログを読んでいる大人の方、お子さんをお持ちの親御さん
大げさですが将来の自分と子供達の健康を考えて一度、歩いてみませんか?
たしかに歩くのは車よりもずっと「遅い」。
でも遅い分いろいろなものが見えるし、感じることができます。
日頃のあわただしい生活が少しでもスローになって
心にも余裕ができるのではないでしょうか?
それが本来の人間のスピードかもしれません。
歩くとたくさんの笑顔がやってきますよ