久々ですが今回は先日エトラ扇から始まりました扇風機レストア企画の第二弾でございますが、今回はお正月という事もあり、思い出深い扇風機をレストアしたいと思います。
さて、今回レストアするのは東京芝浦「クリスタルゼファー」です。
この扇風機は芝浦製作所と東京電気が合併した後に作られた扇風機です。
こちらの扇風機は、実は当方の実家に元々あった扇風機で、当方が生まれる前から外に廃棄されていました。
幼稚園の頃に手で羽を回して遊んでいて、いつか直そうかと思っていたら6年ほど前にいきなり鉄屑屋さんに持ってかれて無くなっていました。
思い出が残っていたので買い戻そうと思いまして、わずかな記憶を探りながらメルカリを見ていたらいきなり5000円で売っているものに出会いましたのでこれだーーと思い即決しました。
ヤフオクで高価で取引されるほどレアモノでしたし思い出が戻りましたので個人的にお気に入りの一つです。
入手時の画像です。動作はしました。
この時は気づきませんでしたがコードの根本が断線していました。
何故か写真が下部分しか写していない物と廻っている写真しか有りませんでしたのでどちらも載せておきます。
まず底板を外してびっくり!
結線図がありましたよ…
よければご参考にしてください。
底板の外側をコンパウドで磨きました。
首振り角度のノブを磨きました。
一枚目と二枚目は掃除前三枚目と四枚目は磨き後です。
とても綺麗になりました。ちなみにノブは少し引っ張ると抜けます。
さて、本題の断線の修理です。
はい、つまらない画像の連続ですよ。
先端部分を2センチていど被膜を剥き圧着スリーブで接続しました。
絶縁処理をテープでしました。
(・ω・) オイオイ!熱収縮チューブじゃないのかよ!
本来ならそうしたかったんですけど、まだ所持していなかったので。
(・ω・) 買ってからヤレェェェェ
ご最も(いや自分で言うなよ)
そしていよいよ半田付です。無事完了しました。
そしてコードを結びますが、圧着スリーブがあるので緩めにしました。
レストア後です。一見何も変わらないので対してビュフォーアフターになりませんでした。
もちろん回転します。
ちなみに羽根を留めるキャップも磨きました。
スイッチ部分です。各部綺麗になりました。
この機種はボタンが浮いているので面白いです。
一番左のタイマーと書いてあるボタンはどう使うか分かりません。
スイッチ下にはロータリーベースとの記載が有ります。
下にローラーが付いていて持ち運びしやすいです。
ちなみに当方の家では段差が激しく意味がないです。
この機種もコードを引っ掛ける部分があります。
プラグはもちろん純正です。
ご閲覧頂きありがとうございました。