六古窯のひとつ、備前焼の里 伊部へ。
茶道をされる方なら、伊部焼の方が通りがいいのでしょうか？
今回は時間もあったので、ＪＲおでかけネットのガイドボランティアをお願いすることにしました（予約必要なし、無料）。
10時にＪＲ伊部駅に集合。え〜と、誰も来ません😑
ガイドさんと二人で出発です。
特に決まったコースも無く、行きたいところへどうぞ‥と、いった感じだったので、登り窯を見たい、一陽窯さん（ヤフオクで買った手持ちの香合の窯元さん）に行きたいの2点をお願いし、あとはお任せしました。
まずは天津神社へ。
ここの宮司さんは先代も跡継ぎさんも陶芸家。
神社の屋根も狛犬も参道も備前焼でできております、素敵すぎますぅ。
各窯元さんの陶印のレリーフ
七福神
御朱印にも「備前焼の郷」
御朱印を戴いた後、ギャラリーで備前焼について説明してくださいました。胡麻、さんぎり、緋襷、ぼたもちの工法は知っていましたが、「ころがし（偶然の産物らしい）」も見させていただきました。
新年のご準備でお忙しい中、ありがとうございました😊
こちらは忌部神社
そして、一陽窯さんへ。
こちらの奥様、
「アイドルマスターシンデレラガールズ」というアプリゲームに出てくる藤原肇ちゃん（陶芸家の祖父を持つ16歳の女の子）とコラボして街創りを推奨された方。若い男の子が観光にきてくれるようになったそうです。来てもらえれば、伊部や備前焼の良さは伝わりますもんね。
そしてなんと小学6年生の息子さんが窯の説明してくれます。
とてもしっかりと勉強されていて、おばちゃんのしょーもない質問にも丁寧に対応してくれます。
将来はマルチな作陶をとのこと。すごい😍
おばちゃん、未来の陶芸家さんのファンです。
窯の耐久は40年程度。もう30数年経っているので、もうすぐ作り替えだそうです。使う耐火レンガについても教えてくれる博識な小学生。
おばちゃん、頭の中でピザ窯のこと、考えていました。
土管や手榴弾などの歴史もあり、この辺は常滑焼と同じですね。
こちらは伊勢崎満さんと息子の創さんのギャラリー「陽山居」
何十年か前に移築したものらしいです。
案内してくださったのは奥様とアシスタントの外国のかた。最近は海外から陶芸を学びに来られている方が増えたそうです。
仕覆付きの茶入、素敵なのがありましたが、お値段も素敵すぎて‥
でも手に取ってみてくださいね‥と、声をかけてくださいます。ありがとうございます。しっかり、触っておきました。
こんな塀が続いております。
２時間あまり伊部の町を見学、駅に戻ります。
駅は2階が備前焼のギャラリーと陶芸体験ができるようになっていて、1階は観光センターでした。
ちなみに伊部はオリックスの山本選手と頓宮選手の出身地。
ガイドの一人の方は頓宮選手のご親戚。
あの辺に家が‥ダメじゃん、言ったら。
最近は覗かれないように家の塀が高くなったそうです（笑）。
最近まで普通に置いてあったサインのある陶板。
山本選手が話題になって、急にアクリルケースに入ったらしい。
陶板は二人が所属していた野球チームの方が作ったそうです。さすが、陶芸の町。
2階のギャラリー
備前焼のガチャガチャ
ガチャガチャで購入したニャンコのピンブローチ
可愛いくて、2個も買ってしまった。
楽しい街でした💕
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