「ベイビーブローカー」
監督 是枝裕和
主演 ソン・ガンホ(アカデミー賞主演男優賞取ったど〜)
IU(知らなかったけど、有名なシンガーソングライターらしい)
カン・ドンウォン
「万引き家族」の是枝監督が「パラサイト 半地下家族」のソン・ガンホを主演に韓国でオールロケ。
このところ、好きな監督が軒並み、韓国で映画を撮影。
「アジアの天使」の石井裕也や「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介。なんか、撮影しやすいのか、パッションが違うのか?
ストーリーは赤ちゃんポストに置かれた赤ちゃんをブローカーとして、売り渡しているサンヒョン(ソン・ガンホ)とドンス(カン・ドンウォン)が赤ちゃんを置いていったソヨン(IU)と養父母探しの旅にでることに。
妻子と疎遠なサンヒョン、自身も捨てられて育ったドンス、手放すつもりの赤ちゃんに関わろうとしないソヨン。ここからは是枝監督らしい擬似家族のロードムービーの様相に。
これ以上はネタバレになるので、
まあまあまあ、人生いろいろあるよね〜。でも生まれてきてくれてありがとね〜。って感じです。
これに反して
アメリカの最高裁で中絶は憲法で認められた女性の権利とした49年前の判断をひっくり返す判決が出たところで、なんかビミョーなタイミングなのだけど。
作中では中絶はよくって、赤ちゃんを捨てる(母親としては捨てるのではなく、守るため)のは罪なのかetc
いろいろな問題も提起した、でも無力で無垢な赤ちゃんを守りたい優しさに満ちた映画でした。
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